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Little angel  作者: 有里
本編
1/4

前編

 霧の町の東側にある惑いの森は、不透明で濃い霧の中でも暗然とした影となっている。そこは、魔物さえも不用意に近付くことのない深い森だ。町の中心部からは遠く離れており、荒らされることのない、月の光の差し込まないじめじめと怪しげな霧に囲われた環境は、貴重で繊細な薬用植物が育つ絶好の場だった。

 その森のすぐ傍に、腐り掛けた小屋がある。ガラスを無理やり嵌めこんだだけのような窓が二つと、開きっぱなしの扉。蝶番が壊れているようで、風が吹く度にぎいぎいと悲鳴のような音を立てて、揺れている。小屋の隣には粗末な木の柵があり、囲いの中に一頭の葦毛が佇んでいた。外に置かれた大きなバケツに溜まった雨水を、のっそりと緩慢な動作で飲んでいる。

 馬は眠たげな眼差しでエリアスを一瞥し、べちゃべちゃと舌を出した。鼻の穴が大きく膨らみ、窄まる。黄色っぽく薄汚れた歯が見えた。そうしてすっかり水を飲み終えると、馬は前脚を小刻みに地面に打ち付けた。ごつごつとした硬い地面が、次第に凹んでいく。

 エリアスは柵に手を置き、馬を見詰めた。馬の右目は、うっすらと膜が掛かったように濁っている。エリアスが手を差し出すと馬は動きを止め、首を伸ばして頬を寄せた。しっとりと滑らかな感触の次に、温かな体温が指先に伝わる。

「アダム、すまない。お前にやるものは持ってきてないんだ」

 エリアスの言葉に、馬は不満そうに息を吐き出し、ぴんと立てていた耳を後ろへ伏せ、険しい顔をした。エリアスは苦笑しながら、馬の頬を掻いてやった。

「ああ……エリアスか、いつもの格好と違うから分からなかった」

 森の入口に一名の薬術師が出てくる。この崩れかけた馬小屋のような建物の主、アクセルだ。エリアスが懇意にしている薬術師で、最も信頼のおける者である。わざわざ惑いの森の入口に家を建て住処とした風変わりな男だが、以前はエリアスの屋敷に勤めていた者だ。幼いエリアスに魔薬や毒薬の類を教えたのは、アクセルだった――その用途、危険性から楽しみ方まで全てだ。お蔭でエリアスは、大抵の毒薬には耐性を持っている。

「悪かったな、分かりにくい格好で」

 エリアスは自身の姿を確認しながら、溜息をついた。軍事局次官のトレードマークともいえる業火をあしらった紅い軍服ではなく、エリアスが纏うのは黒い外套だ。軍事局の仕事で来た訳ではないのだ。楽な格好をしたっていいだろう、と思う。

 アクセルが背負った籠の中には、多くの魔術師や魔女たちが挙って欲しがる薬草がいっぱいになっていた。柔らかな若葉の新鮮なものばかりだ。継ぎはぎだらけの色褪せた茶色の外套はしっとりと朝露に濡れ、所々染みのように斑模様になっている。地肌が見えるくらい薄いアクセルの髪も、うっすらと濡れていた。

 首に巻いていた手拭いで額を拭き、ちりちりに乱れた無精髭を撫でながら、アクセルはエリアスを小屋の中へと促した。

「いつから森に入ってたんだ?」

「夜明け前に摘まなきゃ意味がないからな。その前に決まってるだろう」

 エリアスはアクセルの背から籠を下ろしてやると、天井からぶら下がる古風なランプに息を吹きかけた。すると、決して風に吹き消されることのない橙色の炎が灯り、部屋を明るく照らす。すぐに崩れてしまいそうな粗末な外見の小屋だが、中は広く綺麗に掃除されていた。作業場となっているキッチンとリビング、その他に奥に二部屋あった。床が腐りきって穴が空いているなんてこともなく、部屋にはベージュの絨毯が敷かれ、壁一面には薬箪笥が並んでいる。

 エリアスが軽く指を弾くと、リビングにある大きな煉瓦造りの暖炉に火がつく。それは轟々と音を立てて、一気に空気を温めた。

 アクセルは濡れた外套を椅子の背に掛け、そこに腰を下ろした。紺色のシャツの胸ポケットから、銀製品の古いシガレットケースを出す。中津国(ミズガルズ)の人間たちが吸うような煙草に似ているが、茶色い紙で包まれた中身はアクセルの調合した魔薬だ。それを口に銜えたまま、アクセルはエリアスを見上げた。

「体に良くないんじゃないのか」

「吸わない方が、調子が悪くなるんだよ」

 それは屁理屈だ、と諌めながらも、エリアスはアクセルの煙草の先に火をつけた。じじじ、と紙が、そして中に詰め込まれた葉が燃える。濃い紫色の煙を吐き出して、アクセルは土気色の顔に安堵したような笑みを浮かべた。

「惑いの森の中じゃ吸えないからな。何時間吸ってないんだか、体が動かなくなるところだった」

 目に染みるようなもくもくと溢れる紫煙に、エリアスは眉を寄せた。におい自体は無臭に近く、吸い込むと鼻腔や喉にぴりっと微かな刺激がくるが、それもすぐに消え、微温湯に浸かるような心地良さが広がる。かなり強い中枢鎮痛作用のあるものだ。

「また、ひどくなったな。前よりも強いだろう、これ」

 エリアスが半年ほど前に訪れた時に吸っていたものは、これまで強いものではなかったのだ。

 煙を払うように手を動かしながら、エリアスは向かいに座った。頬杖をついて、美味しそうに煙草を銜えたまま寛ぐアクセルを睨み付ける。アクセルはふん、と鼻を鳴らすように顔を逸らした。その皮膚は干乾びた大地のようにひび割れ、がさがさと粉を吹いて、目玉の白い部分は黄みがかっている。岩のように盛り上がった拳、太く骨張った指先に、白けた色の四角い爪――屋敷に勤めていた頃と比べると、アクセルの容姿は随分と変わった。あの頃は少なくとももっと美しい手をしていたし、アクセルはなかなかの美丈夫だった。薬草の酸っぱいようなにおいが染み付いた体は、しっかりと筋肉がついていて逞しかった。

「お前は何しに来たんだ。薬を取りに来ただけだろうが。それをいつもぐちぐちと……」

「それはアンタが言われるようなことをしているからだろうが」

 溜息をつくしかないエリアスは頭を軽く振って、温かいものを淹れようと立ち上がった。するとちょうど、後方にあった扉がゆっくりと開く。エリアスの記憶が間違っていなければ、リビングの奥、暖炉の右にある部屋はアクセルの寝室となっていて、左の扉の奥は薬の保管庫になっていたはずだ。振り返って、そこにエリアスはアクセルの部屋に似付かないものを見付けた。

 明るい茶色の髪を二つに結んで肩に垂らしている、柔らかなピンク色のワンピースを着た少女が、扉の内側からこちらを覗いている。エリアスは何かの見間違いかと、瞬きを繰り返した。

「……アンタ、子供がいたんだっけ」

「いいや、俺ァ独り身だ。そんなことお前がよく知って――」

 アクセルはエリアスの言葉に振り返り、ああ! と思い出したような声を上げた。火のついた煙草を慌てて石の灰皿に押し付ける。

「知り合いの魔術師が、あー…しばらく、……二週間ほど預かってくれって。この前、雨がひどかった日だから三日か四日前だ」

 エリアスの臍の高さに、小さく丸い顔がある。人形のような丸い目にすっとした鼻筋、頬はふわりと円やかな輪郭を描き、小さな顎の上に桜色の唇がぷくりと付いている。よく見れば半袖から伸びる腕や足は擦り傷だらけで、ほっそりと痩せていて骨が浮き出ている。ピンクのワンピースも裾が解れ、泥のようなものがべっとりと付いていたり薄汚れていた。しかも、裸足だった。足元はがさがさになって青白く変色している。

「昨日一緒に森に入った時にな、巨大蛇に飲み込まれそうになったんだよ。結構危なかったな」

 アクセルはあっけらかんと笑った。ワンピースの黒ずんだ染みは、巨大蛇の体液だったようだ。

 少女はじ、と黙ったままエリアスを見上げた。額に掛かる茶色の髪の下から、緑色の瞳が真直ぐに怯えることなくこちらを見ている。固く口を閉ざしたまま、少女は小さな手でエリアスの外套を引っ張った。

「お前、名前は?」

 エリアスは視線を合わせるように身を屈めた。少女の体に他に傷がないか、そっと、確認するように触れる。肉のついていない細い腕に、薄っぺらい胸、強く握れば折れてしまいそうな首筋、汚れた膝小僧、脚のあちこちにある擦り傷は止血してあるが、血の塊が皮膚に付いたままだった。

 少女はエリアスの問いかけに、首を振るだけだった。意地を張るように、何を聞いても首を横に振った。眉を寄せて、苦しげな悲しげな表情をする。もしかして、とエリアスはアクセルへ視線をやった。

「口が、効けないのか」

 アクセルは神妙な顔付きになって、エリアスの考えを肯定するように頷いた。

「それより、まともな飯を食べさせてるのか」

 アクセルは神妙な顔付きのまま、シガレットケースを探すように手を動かしながら、もぞもぞと居心地悪そうにそっぽを向いた。



◇ ◆ ◇ ◆ ◇



「――で、何でお前がその子供の面倒を見なくちゃならないんだ?」

 軍事局長官の執務室は、むっとするような温かな空気に満たされ、あちこちに様々な種類の植物が生い茂っている。窓際に広がる白い花をつける木は、花の重みでゆらりとしなやかに枝を垂らしている。長官のデスクには報告書や始末書などの書類が散らかっていて、椅子の背には白い軍服が脱ぎ捨てられている。

 芳しい香りの中で、仕事もせず寝椅子に寛いでいる軍事局長官ガンナは顰め面をしてみせた。すっかり眠っていたのだろう、気怠げそうに髪を掻き上げる。

「それが……アクセルのところだと、碌なものも食べられないから連れてきたんだ」

 エリアスはアクセルの小屋での出来事を話しながら、部屋の隅のキャビネットでハーブティーを淹れた。そうしている内も、エリアスの腰辺りの服を掴んだまま、少女が傍にくっ付いて離れない。

 ガンナの分と少女の分と、自分のマグカップをローテーブルに置く。エリアスの隣に、少女も座った。

「名は?」

 ガンナは呆れたような諦めたような表情をして、ソファーセットにやって来た。寝癖なのか癖毛なのか、あちこちへ跳ねた金色の髪をがしがしと掻き回しながら尋ねる。

「シアナ。フェリシアナ」

 エリアスの隣に座る少女を見て、ガンナはふうんと低く頷く。向かいに腰掛け、じろじろと頭の先から足の先までを観察するように視線を動かした。フェリシアナは俯き縮こまるように座ったまま、エリアスの右手をぎゅっと握った。ガンナが怖いのだ。

 あの後、エリアスが自身の屋敷に連れ帰って、長年屋敷に勤める使用魔オールを心底驚かせたのだった。そして入浴をさせて、新しい服に着替えさせた。白いシャツにダークグリーンのスカートを纏ったフェリシアナは、オールに丁寧に髪を梳かしてもらい、見違えるほどに可愛らしくなった。

 オールにつれられてエリアスの部屋に姿を現したフェリシアナは、もじもじと恥ずかしそうにエリアスの反応を伺っていた。似合ってると褒めてやると、目を細くして頬を膨らませるように笑ったものだ。

「お前と同じ瞳の色なんだな…」

 ガンナはフェリシアナから視線を外すと、考え込むようにカップに口を付けた。

 エリアスとフェリシアナは、ガンナの言葉に顔を見合わせた。確かに、フェリシアナの瞳も深い緑色をしている。覗き込むと万華鏡の光のようにきらきらと輝く。そうだな、とエリアスが微笑むと、フェリシアナは嬉しそうに頷いた。

「邪魔にならないようにするし、しばらくの間、……いいだろ?」

 ガンナは背凭れの上に腕を置くようにしながら、足を投げ出している。

 関係者以外の軍事局への出入りについては、一応長官に許可を貰っておかなければならない。エリアスが窺い見ると、ガンナはふうーん、と意味のない声を出しながら、面白くなさそうに横を向いた。何かが気に入らないらしい。

 ぼうっとガンナの様子を見詰めていたフェリシアナがエリアスの手を離し、向かいのソファへ駆け寄る。そしてガンナの手を取って、その手の平に指先を押し付けた。何かの文字を書くように、肌をなぞっている。ガンナは驚いたように目を丸くして、だがフェリシアナの手を払うことなく、その動きを見詰めた。その眼差しが見たこともないほど優しいもので、エリアスは思わずガンナの横顔から目が離せなかった。

 フェリシアナが、上目にガンナを見る。ガンナはその瞳を見詰め返して、ああ、分かったよ、と頷いた。

「約束だ」

 口角を持ち上げ穏やかに微笑むガンナに、フェリシアナはほっとしたように何度も頷いた。三つ編みにした柔らかな髪が、肩の上で可憐に揺れる。フェリシアナが差し出した小指に、ガンナは同じように小指を立て、きゅ、と絡めた。


「さてエリアス、本当の理由は何なんだ?」

 エリアスが部下たちの鍛練を終えてガンナの執務室に戻ると、珍しくデスクについて書き物をしていたガンナが問うた。だが、相変わらず軍服は椅子の背に掛けたままで、シンプルなシャツに黒い下衣という寛いだ格好をしている。

 デスクの後ろにある大きな窓から、月が陰り、空が闇色に変わりつつあるのが見える。シアナは、とエリアスが部屋を見渡せば、ガンナが顎をしゃくるようにして、寝椅子を指した。寝椅子の傍には、たくさんの赤い実をつけた植物が枝を垂らしている。その下に、健やかな表情でフェリシアナが眠っていた。

「眠り姫は、当分起きないぞ」

 ガンナはペンを置いて、寝椅子へ近寄る。エリアスもそっと足を忍ばせ、フェリシアナを起こさないようにその細い腕を取った。シャツの袖を捲り、肘の裏側を上にするように腕を動かす。白い滑らかな肌には、アクセルの言っていた蛇に傷付けられたものとは別の傷痕がうっすら確認できた。細い針で刺したような赤い小さな痕や、内出血したような変色した皮膚の色――。

「うちに連れ帰って一度入浴させたんだが、その時に手伝ったオールが、こいつの背中に気になる紋様があったと言っていた」

 エリアスは視線だけをガンナへ向ける。ガンナはすでに承知していたように、エリアスの視線を受け止めた。

 エリアスは静かにフェリシアナを胸に抱き上げると、柔らかな後ろ髪を掻き寄せ、シャツの襟を引っ張ってみせた。細い項が露わになり、痩せた背には骨が浮かび上がっている。ガンナが顔を寄せ、覗き込んだ。その左肩の下辺り――心臓の裏辺りに、黒っぽく焦げたような痕が見える。鶏の卵より小さいが、何らかの文字のようだった。エリアスには、見たことのないものだ。

「古代ルーン呪術の刻印だ。随分古い文字だな……今、これを使えるのはオーディンかロキか、そのどちらかだ」

 ガンナが言う。ぐっと息を押し殺さなくてはならないような、妙に緊迫した空気の中で、二名はフェリシアナを見詰めた。

「追放されし者――神界を追われた裏切りの血筋か」

 ガンナの神妙な言葉に、エリアスはああ、と低く頷いた。ゆっくり、寝椅子へフェリシアナを横にする。閉ざされた瞼が、微かに震えるように動いた。

 冥界には、かつて最高神オーディンに反旗を翻し神界を追放された神の末裔が、その素性を隠し暮らしている。数千年も昔から伝えられる話だ。

 それは冥界において重大な機密事項であり、軍事局や情報局の悪魔でも一部の者にしか知らされていないことだった。なぜなら神の血は魔物にとって毒にもなれば、強大な力の源になる。たとえば下等な魔物でも、神の血を取り込めば、一時的に魔王を凌ぐほどの力を得ることができるのだ。不老不死の体を得られるとも言われている。

 神界を追われた神族である彼らの背には、オーディンがかけたルーン呪術の刻印がいつまでも消えずに残っている。身体に刻み込まれた呪いは、薄れることなく代々子に受け継がれるのだ。

「お前の身内の話だと、知り合いの魔術師から預かるよう頼まれたと言っていたな」

「ああ、どこの誰だか名は聞かなかった」

「魔術師というのが気になる。二百年前にあったアベスカ家のジェノサイドは、一家に仕える魔女が扇動して起こした事件だ」

 その事件は、エリアスも覚えている。軍事局の管轄内である王都で起きた事件だから、尚更だ。

 アベスカ家は王宮直属の、多くの有能な悪魔を輩出する名門貴族だった。それを妬む者も多かったが、おそらく狙われた一番の原因は、彼らが実は神界を追われた神族であったことだ。力を欲した魔物が集まって、一家を襲ったのだ。この事件があってから、冥界に逃れた神族は如何なる理由があろうと保護、監視の対象となっている。

「腕にあった傷跡も、血液を採取した痕かもしれないな。フェリシアナがどんな生活を送っていたか分からないが、あまり良い待遇ではなさそうだ」

 顎に手を当てて考え込むようにしながら、ガンナは窓の外へ視線を向けた。夕闇は濃く、すぐに空全体が幕に覆われるように暗くなるだろう。もうすでにうっすらと、群青色の空には七色の光が帯のように輝いて見えた。

「今の内はあまり、大事にはしたくない。フェリシアナはこのままお前の屋敷で面倒をみるようにしてくれ。……あまり外を出歩かせない方が良いだろうな」

「ああ、分かった。アクセルにも詳しく聞いておく」

 大抵アクセルは夜更けから明け方まで、薬草採りに出掛けてしまう。月が落ち夜が深くなる前に、霧の町に向かおうとエリアスは思った。何だか無性に嫌な予感がしたのだ。気になることは、速やかにはっきりとさせておきたい。

 だが、エリアスが霧の町に着いた時には、惑いの森のすぐ傍にあるアクセルの小屋は緑色の炎に包まれ、跡形もなく消え去っていた。


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