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ゼロ  作者: ハッシー
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第五十六話:始まる二学期

ついに二学期が始まる!!

浩介「それにしてもソバスチャン先輩には完敗だゎ〜。」


純「まぁ来年頑張れよ。」


二人は河川敷で話していた。


浩介「でもお前の400mも早かったじゃんか!あのタイムはなかなか出ないよ。」


そう、その後に行われたマイルメンバー選出では純が選ばれたのだ。


純「んまぁなぁ。」


純は照れ笑いした。


そして季節は九月。


新学期だ!


当然話題になるのは明の転校だ。


内田「あいつ転校しちまったのか?」


遠藤「俺らに断りなしで?」


純「でも三年になったら帰ってくるって‥‥」


内田「まぁ‥‥妹さんが大変だもんなぁ‥‥」


遠藤「あいつが帰ってきたら早速合コンだ!」


三人は笑いながら思った。


また明を含む四人で笑える日が来る日の事を。


田中先生「それじゃ、宿題の提出じゃ!」


クラス中がどよめいたが純だけは落ち着いていた。


【ふふふ、俺は真綾さんのせいで宿題をするはめになったんだ。みなのもの、せいぜい苦しむがよい!】


由香「あちゃー、私全然やってないよ。純はやったの?」


純「勿論!見てよこれ。」


由香が純の宿題を見るといきなり笑いだした。


純「‥‥どったの?」


由香「あんた‥‥お姉さんに宿題手伝ってもらったでしょ?」


純「い‥‥いや‥‥」


いまいち状況が読み込めない純。


由香「あんた、名前の欄にお姉さんの名前が書いてあるわよ。」


純は見てみると確かにそこには『葵咲』と書いてあった(第四十八話参照)


こうしてそのことはクラス中に広がり、純は宿題を姉貴にやらせたという噂が広まってしまった。


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