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ゼロ  作者: ハッシー
53/62

第五十二話:メンバー選出その二

浩介が走る!!色々走る!!!!

浩介がスタートラインに立つと、緊張感がビリビリ感じられた。


由香「大丈夫かしら‥‥」


純「なぁに、あいつならきっとやってくれるさ。」


由香「そうよね!」


そして計測はついに始まった。


「位置について、よーい!」


みんなに緊張が走る。


「パァン!」


浩介は勢いよく飛び出した。


純「いけぇ浩介!」


純は目一杯応援した。


そして‥‥


浩介はゴールした。


気になるタイムは‥‥


「11"84」


浩介「‥‥よっしゃぁ!自己新!」


純「良かったじゃん!」


由香「いいや、まだ油断は出来ないわよ。なんせまだあの人がいるんだから。」


純「あの人?」


ソバスチャン「私の事ですね。」


なんとそこには‥‥

・ベストタイム:11"96

・好きな食べ物:味噌汁

・誕生日:1月1日

・血液型:A型

・利き手:左

のソバスチャンがいた。


由香「どんだけ調べあげてるのよ!」


ソバスチャン「まぁ私だってリレーメンバーに入りたいんで、手加減はしませんよ。」


浩介「望むところです。」


そしてソバスチャンはスタートラインに立った。


そのオーラは浩介以上のものだった。


浩介「こ‥これがソバスチャン先輩の集中力‥‥凄い。」


鈴木「そりゃあいつは毎日座禅を一時間してるからな。」


いきなり鈴木が入ってきた。


純「っていきなり来るなんてビックリしますよ!」


鈴木「わりぃわりぃ、それとソバスチャンはみんな以上に努力を積み重ねてきた男なんだ。」


浩介「どういうことですか?」


鈴木「あいつは雨の日も風の日も、いつも影ながらにコツコツと練習を積み重ねてたのを俺は知ってる。」


浩介「それなら僕だって‥‥」


鈴木「いいや、あいつはお前以上に強い心を持っている。」


浩介「!?」


鈴木「あいつは生まれたときからなぁ、ずっと足の速いセバスチャンと比べられる人生だったんだ。」


そう、これから話す過去話こそが、セバスチャンと、そしてソバスチャンの運命を変えることになるのだった。


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