表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ゼロ  作者: ハッシー
50/62

第四十九話:宿題Crisisその三

真綾はなぜ純の宿題ができないのか!!

真綾「私はこの問題を解けない。」


咲「えっ‥‥なんで?」


真綾はため息をついて言った。


真綾「これが純君のためになると思う?」


咲は『ハッ!』とした。


真綾「あなただって大学受験の苦しみを分かってるでしょ?高一の時にサボってたらあの子の将来はないわ。」


咲「‥‥そうよね、私が変な意地張ったばっかりに。‥‥」


真綾「よし、こうなったら今日私暇だし咲ん家行きましょ!」


咲「そうしよう‥‥ってぇぇぇぇ!」


二人はカフェを出て、家に向かった。


咲「よし着いた。」


真綾「わぁぁ、懐かしいわ!昔はよく遊んだものよねぇ。」


そして二人は家に入った。


咲「ただいまぁ。」


純「姉ちゃん、何しに行ってたん‥‥‥って真綾さん!?」


真綾「ちゃお!純君。元気してた?」


純「元気って‥‥姉貴、なんで真綾さん連れてきたの?」


咲「何って‥‥それは‥‥」


真綾「あなたに勉強を教えに来たのよ。」


純は呆然とした。


純は高校受験の際に真綾に密着家庭教師をしてもらい、とてもしごかれたことがあった。


咲「まぁ色々あってこうなっちゃったの。まぁ‥‥真綾さんのスパルタは半端ないけど‥‥諦めて自分の力で宿題しなさい。」


純「そんなぁ‥‥」


真綾「はい純君。ごちゃごちゃ言わずにとっとと宿題始めるよ!」


純「ひぇぇ!真綾さんの必殺スパルタが始まった。」


咲「南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏。」


咲は純が生きて帰ってくることを祈った。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ