第四十八話:宿題Crisisその二
宿題を任された咲。姉の意地で頑張るか・・・・
咲「まずは英語からよ。」
咲はとてつもない早さで名前を書いた。
そして‥‥
咲「分かんねー!」
咲はギブアップした。
仕方なく咲は頭のいい友達に電話をすることにした。
咲「もしもし真綾?」
真綾「あっ咲じゃない、久しぶりぃ、どうしたの‥‥」
咲「実は‥‥」
咲は事情を話し、真綾とカフェで会うと約束した。
咲は家を出ようとすると
純「ぉやぉや?お姉さま、どこへお出掛けですか?まさかお姉さまに限って逃げ出そうってんじゃないですよねぇ!」
咲「ふっ、今に見てなさいよ!」
ゴゴゴゴゴ!
二人の間に火花が散った。
━━カフェ前
そこには腕時計を見る根津真綾の姿があった。
咲「真綾ぁ!」
咲が走って真綾の方へ向かった。
真綾「咲!久しぶりーっ!変わってないわねぇ。」
咲「真綾だって。」
真綾「じゃぁ外も暑いし冷房のきいたカフェの中に入りましょ。」
咲「うす!」
こうして二人はカフェの中に入っていった。
咲「早速本題なんだけど、真綾この問題解ける?」
真綾は咲から受け取った問題をザッと眺めた。
真綾「解けるわ。」
咲「よかった!さすがに難関大学に通ってるだけあるわね。じゃぁ早速‥‥」
真綾「ねぇ咲。これ純君の宿題よね?」
咲「?‥‥そうだけど‥‥どうしたの?」
真綾「それなら私はこの問題を解くことは出来ないわ。」
咲「ってぇぇぇぇ!」
咲は動揺した。