第四十六話:さよならは言わない
遂に終わりを迎えたパーティ!!亜紀の運命やいかに????
亜紀宅で行われたパーティーは終演を向かえようとしていた。
亜紀「明、少し話があるんだけど‥‥」
明「なんだい?」
亜紀「あの‥‥えっと‥‥その‥‥」
その会話をでかい植木鉢の陰で見ていたのは由香と真美だった。
由香「もぅ少し近づかないと会話が聞こえないわ!」
真美「じれったいゎ。」
純「全くだ。」
由香「そうそう‥‥ってなんで純がここにいるの!」
純「いちゃ悪いか!」
真美「あんた背後霊のようにいきなり現れるわね‥‥」
純「人をおばけ扱いするな!」
由香「しー。静かに。見つかるわよ。」
三人は黙って見守った。
亜紀「あのね明、私あなたの事が、す、す、すす‥‥」
明「へ?何だって?」
亜紀「す、スライムに似てるなぁって思ったんだ!ハハハ。」
明「なんじゃそりゃぁ。」
亜紀「ハハハハハ。」
【私の意気地無し‥‥】
真美「やっぱり無理だったか‥‥」
由香「こればっかりはどうにもならないわ‥‥」
そしてそのままパーティーは終焉を向かえた。
明「今日は俺の為にありがとな。」
純「あぁ。あっ、俺等明が鹿児島行く日は部活だから今日でお別れだ。」
明は首を横に振った。
明「別れだなんて、また会う機会があるんだから、そう言う時にさよならは言わないもんだぜ。」
純「そうだな。」
明「おぅ、じゃまた今度。」
純「またなぁ!」
こうしてみんなはこうして再び皆で会えることを約束し、それぞれの帰路についた。