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ゼロ  作者: ハッシー
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第四十話:残された時間

明が鹿児島へ行くまであと6日。亜紀の心情の変化を見逃すな!!

明が鹿児島に行くまで残り6日となった。


田中先生「ふぅむ‥‥明が抜けるとなると、誰か他にリレーメンバーを入れんとのぉ」


この田中先生の声にリレーメンバーではない人達が食いついた。


ソバスチャン「では私をリレーメンバーに!」


浩介「いや、俺がやるぜ!」


その他「俺らも〜〜」


田中「まぁ待て、リレーメンバーは、次の新人大会には時間があるから、また今度にしよう。」


浩介「ちぇっ。」



由香「男子はリレーメンバーに入るのに必死だね。」


由香は部友の沼田真美に言った


真美「そうね、でも明くんが抜けた穴は大きいわねぇ〜」


由香「そうそう、明ねぇ‥‥亜紀、明の鹿児島行き止めなくていいの?」


亜紀「べ、べつに、私には関係ないし!」


由香「またまたぁ、本当は明のことが好きなんじゃないの?」


真美「ええぇ!そうなの?」


亜紀「ちょっ、由香ぁ、何言っちゃってるの!」


亜紀はかなり動揺した。


由香「やっぱり‥‥亜紀、自分に素直になった方がいいよ。後で一生後悔することになるのは亜紀なんだから。」


亜紀「そ、そんなぁ‥‥」


そうこうしているうちに、明の鹿児島行きまで残り5日となった。


この時、純達は明のドッキリ送迎会を開く事を考えていた。


純「送迎会何やる?」


由香「ふーむ、ボーリングは?」


亜紀「ダメダメ、カラオケとかの方が楽しいゎ!」


真美「‥‥亜紀ちゃん家でパーティーは?」


由香「それいいぢゃん!亜紀ん家お屋敷だし!」


亜紀「ちょっ、勝手に決めないで!」


由香「良いじゃない!チャンスなんだから。」


純「チャンスって何が?」


真美「ぃやぃや、こっちの話!」


純「なんかあやしいけど、まぁいいや!じゃぁ遊ぶ日は3日後の午後一時からで!」


みんな「はぁ〜い!」


純は家に帰ると、突然明がいなくなるという事実にかられ、ベッドに倒れた。


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