第三十八話:合宿〜epilogue〜
合宿がついに全てが終わる!
感動の合宿編クライマックス!!!
果たして勝つのは純と浩介、どっちか?
明「いっけぇ〜純!」
そして‥‥ゴール!
一着は‥‥‥純と浩介‥‥同着だ!
純「はぁはぁ、疲れた。」
浩介「右に同じく‥‥」
そして二人は顔を見合せ突然笑いだした。
明「何笑ってんだ?」
純「ん?ぃやぁ、陸上楽しいなぁって思ってな。」
すると明も微笑した。
こうして合宿は幕を閉じた。
一行は昼飯を食い、荷物をまとめ、バスに乗り、脱け殻のように深い眠りに着いた。
そして、
鈴木「さぁ、学校に着いたぞ。みんな起きろ!」
鈴木の声で起きたみんなの顔は、ただただボ〜〜ッとしていた。
鈴木「ほら、シャキッとしろ。」
セバスチャン「アレ、モウツイタノ?」
鈴木「そうだ、ほらみんなもバスから出て。」
鈴木は一人一人を起こし、バスから降ろさせた。
田中先生「よぅし、では解散じゃ!」
そしてその帰り道、由香と二人で帰る純の姿があった。
純「やぁぁ、合宿辛かったなぁ‥‥」
由香「そうね、私今日の階段途中棄権しちゃったし‥‥まだまだ体力不足ね!」
純「まぁ何はともあれ、明日は休みだから寝るぞー!」
由香「もう、寝ることしか考えてないんだから。」
二人は笑いながら各々の帰路に着いた。
そう、これから起こる事も知らず‥‥
━━明宅
明に一つの電話が掛かってきた。
明
「もしもし、どちら様ですか?」
謎の男
「君が桃ちゃんのお兄さんかね?」
明
「はぁ‥‥そうですが‥‥何かようですか?」
謎の男
「実は‥‥‥‥」
明
「本当ですか!それでしたら喜んで!」
謎の男
「そうかそうか、俺の名前は丹羽、また後程電話する。」
これが全ての始まりだった。