表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ゼロ  作者: ハッシー
3/62

第二話:部活

新入生歓迎会や部活紹介を終えた純はどこの部に入るか迷っていた‥‥

知らない間に闇は過ぎ去り心地よい朝になっていた。


純は制服に着替えて、適当に手グシで髪を整え、パンをくわえながら家を飛び出した!


学校に着くとすでに学校に着いていた明が何人かの友達と会話しているのが見えた。


明は純の存在に気づくとすぐに近寄った。


「純おはよ〜さん!!」朝にも関わらずテンションが高い明。


「おはよ明」と、眠たそうに純は言う。


「そういえば今日は身体測定の後に部活紹介を兼ねた新入生歓迎会があるんだってさ。」と、明。


「そ、そうなの?聞いてねぇよ‥‥」と、純。


「純は卓球部入るのか?」と、すかさず明。


「僕は‥‥多分帰宅部かな!」と、純。


「そうなんだ!じゃ俺と同じだな!」と、明。


その時チャイムが教室に鳴り響いた。


「じゃまたあとで!」と、明。


軽く純はそれに対して手を振った。




‥‥‥身体測定も終わり、いよいよ新入生歓迎会が始まった。


中でも部活紹介は皆をあっと驚かせるようなものばかりだった。


新入生歓迎会も終わり純は帰宅部のつもりだったが部紹介をみて何かの部に入ることを決心した。


卓球部に入ろうかとも考えたが、中学時代にあまりいい思い出がなかったので候補には入れなかった。


運動部に入ろうとしたが、純は球技はとても苦手だったのでほとんどの運動部は候補から外れて、結局候補は‥‥

・水泳部

・陸上部

・レスリング部

などの候補をあげたが中々決らない‥‥。


とりあえず仮入をしようとしたが、めんどくさくなり後回しにした。


帰りは明とその友達の、内田や遠藤と帰った。


「俺はサッカー部入るかなぁ」と、内田。


「俺はテニス部!!」と、遠藤。


それを聞いた純は

「俺はまだ決めてないんだぁ」と、ぼやいた。


「なんだよ、帰宅部じゃなかったのかよ、まぁ普通は部活入るもんだよな。」と、明は言った。


しかし純は明の表情が寂しげになったのを察した。


この時純はまだ明の過去を知るよしもなかった‥‥。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ