表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ゼロ  作者: ハッシー
29/62

第二十八話:合宿その五

カレー大食いバトルを見事に制したのは果たして誰なのかぁぁ!!

ソバスチャン

「それでは結果発表です。第一回カレー大食い対決を制したのは‥‥」


みんなに緊張が走る。


そしてそれと同時にある男に一斉に光が注がれた。


ソバスチャン

「鈴木選手の勝ちぃ〜!」


鈴木

「やった‥‥でもお腹痛い‥‥」


そして鈴木は倒れた。


セバスチャン

「スズキ〜!」


鈴木はセバスチャンの声を心の中で感じとりなんとか立ち上がった!


それと同時に歓声が巻き起こる。


鈴木

「ありがとう、ありがとう〜!」


鈴木はみんなに向かって手を振った。


こうして長きに渡る昼食は幕を閉じた。


━━午後


鈴木はお腹が未だにゴロゴロなっていた。


鈴木

「うっ‥‥腹痛い‥‥」


その場にひれ伏す鈴木


「食べすぎですよ〜」


鈴木

「しかしこんなことに屈する私ではな〜い!」


鈴木はなおも立ち上がる。


明は影でヤレヤレといった表情を浮かべた。


田中先生

「あぁ〜えぇ〜っと、今回は、走り込みするよ。」


田中がみんなに練習メニューを配ると、みんなにどよめきが‥‥


「今日ヤバそうだな‥‥」


「確かに‥‥」


セバスチャン

「アリエナ〜イ!」


鈴木

「お前らしっかりしろ、こんぐらいのことは出来て当たり前だ!さぁ練習を始めるぞ!」


鈴木のテンションに押され渋々練習を開始した一行


純は300m×3S×2が一番ダルいなと思いながらも、頑張るかな、という気で満ちていた。


明も同じである。


一方由香もダルいなぁと思っていた。


由香

「練習ヤバくなぃ?」


すると由香の親友千秋亜紀は言った。


亜紀

「ギザダルス!」


亜紀はメンドくさがり屋だから直ぐにこう言うことを言ってしまうのだ。


そして練習を暫くやって最後のメニューを残すところとなった。


しかしすでにみんなはノックアウト状態だ。


純と明以外の一年は皆リタイアしている‥‥


「一年は僕と明以外みんなリタイアしてる‥‥」


亜紀

「だぁ〜れがリタイアですって?」


再び登場の千秋亜紀


「ち、千秋!お前どうして?」


亜紀

「私、体力と負けん気だけは自信あるの。だからこれくらい平気!それに私400m選手だしね♪♪」


由香

「私もまだいるわ!」


純は一瞬違和感を感じたが直ぐに、


「二人とも凄いね!」


亜紀

「でしょ〜、あと純、私のことは下の名前で呼んで!名字じゃ気が狂っちゃうのよぉ。」


「分かったよ亜紀。まぁ取りあえず最後まで頑張ろうぜ!」


由香・亜紀

「は〜い!」


そして遂に修羅場は訪れたのだった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ