第二十七話:合宿その四
純達はリレーメンバーの選考会を終えて一安心。だが‥‥‥‥‥‥
午前練習も終わり、一行は昼飯を食べに宿舎へ向かった。
明
「今日の昼飯カレーだってさぁ。」
純
「まじで?じゃぁ誰が一番多く食えるか勝負しようぜ!」
セバスチャン
「ソレイイネー、ミーモヤルネ!」
鈴木
「ならば俺も‥‥」
こうして、このリレーメンバー4人によるカレー大食いバトルが開催された。
━━昼
ソバスチャン
「私、セバスチャンの双子の弟に匹敵するソバスチャンが、司会を勤めていきたいと思います、はい」
流暢な日本語だ!
鈴木
「あいつ本当に日本語上手いなぁ‥‥」
セバスチャン
「ワルカッタナ」
ソバスチャン
「それでは、始めたいと思います、よ〜い‥‥どん!」
純は合図と同時にカレーをかけ込んだ。
しかし、明はそれを上回る早さだった。
明
「まだまだだな!」
純
「くそっ、ここまでなのか‥‥」
セバスチャン
「ミーハアキラメマセーン」
純
「セバスチャン‥‥お前‥‥」
鈴木
「うぉりゃ〜」
明
「何!部長早い‥‥5皿、10皿、いや、それ以上かも知れない。」
純
「もう俺駄目だな‥‥」
セバスチャン
「ユーハマダクエル」
純
「へっ?」
セバスチャン
「マダユーサンマイシカダベテナイ、クエルネー」
純
「‥‥分かった‥分かったよセバスチャン、僕食べるよ。」
セバスチャン
「ソノイキネー」
純
「うぉりゃー」
ソバスチャン
「流石は純、見事復活した!」
明
「ヤバい、負ける。」
鈴木
「ヤバい、あと25皿で追い付かれる!」
純は食った、食って食って食いまくった。
そして‥‥
ソバスチャン
「試合終了。そこまで。」
明
「はぁ食った。」
純
「腹一杯だ‥‥」
セバスチャン
「ミーモネェ」
清水
「腹痛い‥‥」
ソバスチャン
「さぁて、このカレー大食い選手権を見事に勝ち抜いたのは‥‥」
果たして誰なのか?