第二十六話:合宿その三
純は違和感を感じながらも練習になお励む‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
飯も食い終わり、いよいよ午前練が始まった。
練習メニューを聞いた明は
明
「ぃや〜、練習キツそうだなぁ‥‥」
純も
純
「‥‥これやるのかよ‥‥」
練習は完全なスピード系の練習だった。
明
「こんな練習したら昼飯食えないよ‥‥」
純
「確かに‥‥」
鈴木
「おいおい、弱音を吐くな、今日はタイムも取って今後のリレーメンバーも決めるんだから!」
純・明
「何ぃ〜?」
二人は鈴木の言葉に過剰に反応した。
鈴木
「まぁ頑張りや、自分ら(おまえら)メンバー確定じゃけん!」
鈴木が関西弁を交えつつその場を去った。
純
「‥‥リレーメンバー入りたいなぁ」
明
「俺もだぜ!」
純
「今日は頑張るぞぉ!」
明
「ウオオォォ〜!」
そして二人は、色々とアップをして、そのタイムトライアルに望んだ。
種目は100m!
まずは帰国子女の高校2年のセバスチャンだ。
田中先生
「よ〜いドングリ!あっ、間違えた‥‥よ〜いドン」
セバスチャンは走った。
そして!!
「11”49」
セバスチャン
「ヨッシャァ!」
そしてその後もこの記録を破るものはいなかった‥‥しかし‥‥
鈴木
「うし、部長としてタイムを出してやる!」
田中先生
「よ〜いドン」
鈴木は走った、何もかも捨てて‥‥
「11”29」
鈴木
「うしぁ!」
そして鈴木は灰になった。
部員達
「部長ォ〜」
まぁその後は明が計った。
田中先生
「よ〜いドンペリ‥‥じゃなかった‥‥よ〜いドン」
明は走った‥‥
いつも通りに‥‥
「11”15」
純
「や‥‥やるなぁ‥‥」
すると明は
明
「俺のベストにゃ程遠いけど、まぁこれならリレーメンバー入れるっしょ。」
純
「確かに‥‥よし、頑張るぞぉ!」
そして純の番が来た。
田中先生
「よ〜いドン?」
田中先生は疑問系を巧みに使った。
純
「へへへ、ありがと。」
かくして緑山高校のリレーメンバーは‥‥
一走‥セバスチャン
二走‥明
三走‥鈴木
四走‥純
となった。