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ゼロ  作者: ハッシー
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第二十一話:記録会4

記録会では3年生最後の戦い、マイルリレー(400×4)が始まる

さて、記録会も終盤へと近づいて参りました。


緑山高校は残すところマイルリレーだけとなった。


メンバーは県大会で敗退してこの記録会で引退の3年生軍団

1走‥小林

2走‥久住

3走‥佐藤

4走‥清水


だ。


あと一時間でマイルリレーが始まる。


メンバー達はみんなリラックスしていた。


純はこれで先輩達は引退だから精一杯応援しなければと感じた。


そしてその時はやってきた。


チーム緑山(勝手に命名)の小林がスタート地点に着いた。


競技場は一旦静かになった。


そして瞬く間に時間は流れ、みんなはスタートした。


緑山高校一同

「ファイト、小林先輩!」


すると小林はその声援に答えるかのように、加速していった。


小林の顔はしわくちゃになりながらも、バトンは久住に渡った。


この時点で前には4人。


緑山高校一同

「うちらのそこ力見せたれ久住先輩!」


すると久住は序盤から体力を余すことなく使い始めた。


200m通過時点で久住はトップに躍り出た。


この時純には胸に何か燃えたぎるような何かを感じた。


そして久住は300m地点でかなりの差を着けて通過。


その後のラスト100mは‥‥見事に失速。最初にとばしすぎるから‥‥


しかし久住は執念によって、1位で佐藤にバトンを渡した。


佐藤は部内でもかなり遅い方だ。なのであまり期待は出来ない。


緑山高校一同

「粘れ佐藤先輩!まだ後ろついてきてないッスよ。」


佐藤はそれを聞いて安心したのかとても安定した走りを見せた。


だが、300m地点では1人に抜かれてしまった。


そしてそのままバトンはアンカーの清水の元へ‥‥

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