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ゼロ  作者: ハッシー
21/62

第二十話:記録会3

純は自分の記録を見て驚く。そして明は‥‥

久住先輩も黙っちゃいない

「11”31」


純は自分のタイムを見てビックリした。まさかこんなに速いなんてね。


明が純のもとにより


「おつかれさん、俺にはまだ追い付かねぇなぁ、まぁ頑張れよ。おっと、この後は400mだ、じゃぁなぁ。」


明は手をふってどこへ行った。


「はて?明は100m出ないん予定だったのになんで出てるんだ?」


久住

「それはお前と勝負したかったからだよ。」


いきなりノッソリと現れた。


「久住先輩!」


久住

「あいつもバカだな、こんなやつをなんでライバル視してるんだか。」


「そうですね。」


久住

「ところでお前、リレーやってみたくないか?」


「リレー‥‥ですか?」


久住

「そう、4継(4×100m)リレーだ。」


「なんで僕が?」


久住

「なんでって足速いからに決まってるだろ!俺等はもう引退だから、明と純で抜けた分を埋めてもらおう思ってな。」


「なるほど、そういうことですね!合点承知です。」


久住

「ふっ、頼もしいな。」


そしてそうこうしているうちに、明の400mが始まった。


「位置について、ヨーイ、パーン」


明はおもいっきりスタブロを蹴った。


見たところ、序盤はあまりスピードを出していないみたいだ。


しかし、


久住

「バカモン、どうせ記録会なんだから最初から飛ばしてけ、ビビッテンじゃない。」


すると明はいきなりスピードを上げた。


どんどん加速していったが、ラスト100mはさすがにヘバッタみたいで、スピードが落ちていった。


しかし、なんとか1位でゴールした。


電光掲示板には


「51”89」


と表示された。


純は明のもとに駆け寄り、


「明お疲れ。なかなかいいタイムじゃん!」


と言った。しかし


久住

「お前は後半が悪い、そこさえ直せば、100mももっと良くなるぞ。」


「はい!」


久住先輩厳しいなぁと明は思ったが、それほど明に期待をしているんだなぁと思った。


この時純は自分も期待される人間になりたいと思った。

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