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ゼロ  作者: ハッシー
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第十四話:勉強会

5人は勉強会を開いた。そして勉強した。だが勉強をしているとヤツが現れた。

遠藤家ではしばらく沈黙が訪れた。まぁ勉強中だし‥‥。


しかしその沈黙を破ったのが遠藤母だ!


遠母

「あんらぁ。みんな勉強頑張ってるのねぇ、感心感心。あっこれジュースね」


と言って御盆の上にある何故か湯飲みに入っているオレンジジュースを皆に渡した。


遠藤

「か、母さん、なんで湯飲みなんだよ!」


恥ずかしそうに言った。


遠母

「飲み物なんてどの容器で飲もうが一緒よ!それではごめんあそばせぇ!オホホホホ!」


そう言って彼女は部屋を出ていった。どうやら遠母はかなりクセがある人みたいだ。


遠藤

「ったくもう、みんな気が散っただろうが気にすんなよ。」


みんな

「あ‥‥あぁ。」


だがすでにみんなは気が散って勉強どころではなかった。


しばらくしてまた勉強に集中してきた一行。


しかし‥‥次は何者かが窓から入ってきた。


遠藤

「だ‥‥誰だ?」


すると


尾崎

「わははは、俺だ、尾崎だ。明元気にしてるか。」


明は呆れてものが言えなかったため頭を抱えた。


尾崎

「ん?勉強中か、こりゃ場違いだな。俺は帰る」


そういって遠藤家の玄関を通ってどこかへ行った。


全くもって迷惑な男だと思った。


しばらくするとまた勉強に身をいれた。


だがこの静けさも長くは続かなかった。


「グゴォ〜」


剣菱のいびきだ。


「コイツ寝てるぞ。」


内田

「だめだなこりゃ」


とりあえず剣菱は遠藤のベッドに 寝かせておいた。


再び勉強を再会。


「ここの問題どうやって解くんだ?」


明、内田、遠藤はその問題を見たが分からない‥‥


そう、この四人はクラスの中でもずば抜けて頭が悪いのだ。


内田

「どうすんだべこの問題‥‥」


遠藤

「よし、母さんに聞いてみよう」


遠母

「あんらまぁ、この問題懐かしいわぁ!どこかで見たことある。」


四人は顔を見合せ喜んだ。しかぁし‥‥


━━30分後


遠母

「あんらまぁ、やっぱり解けないわぁ、ごめんなさいね、オホホホホ」


と言いながらどこかへ消えてしまった。


遠藤

「くそう、俺等はどうすればいいんだ!」


苦しんでいたその時!


剣菱が起きた。


「うおぅ、剣菱。天才のお前ならこの問題解けるよな?」


そう、剣菱は頭がいいのだ。だからこの勉強会に呼んだのだ。しかし‥‥


剣菱

「ふぁぁ?1+1=2に決まってるだろ?」


剣菱は寝ぼけていた。


内田

「剣菱使えねぇ。」


果たして彼らの運命は?

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