第十三話:決意
純は陸上部に入った。そして明とガチった。そして勉強会も開催!
緑山高校、そこはタータン仕様の直線の100Mが完備されている。
この良い環境で純はどうなるのか?
そしてそこには授業が終わり、部活へ行こうとする純の姿があった。
純
「今日は明は両親の墓参りかぁ‥‥部活心細いなぁ‥‥」
すると‥‥
由香
「なぁにシケタ顔してんのよ、だらしないわねぇ、私って人がいるでしょ!」
純
「んぁ?そうだな。ありがと。」
由香
「いいのよー。」
そして部活を始めた。純は部活はもう4度目だったので大分なれていた。
そしていい汗を流し、気持ちよく部活を終わらせた
次の瞬間純はとんでもないことを聞いてしまった。
久住
「さぁーて、今日が試験前最後の練習だ。ひとまず部活の事は忘れて勉強に集中しなさい」
はっ?純は思った。もうそんな時期?いつの間に?しかもつぎの久住の言葉によってさらに純は追い討ちをくらった。
久住
「ちなみにテストで赤点とった馬鹿野郎は試験後も部停だからな」
純はその場で口をポカーンと開けた。
そして純はその夜勉強に集中した‥‥らしい。
日曜日、純は明と陸上競技場へと足を運んだ。
勉強ばかりじゃ頭がいかれるからね。
明
「純は競技場初めてだよな?ここで走ると病みつきになるぞ!」
純
「そうか、早く走りたいなぁ。」
明
「俺も早く走りたいよ!」
そして二人はなんやかんやで100mを勝負することになった。合図はその辺にいたおばちゃんに頼んでもらった。
おば
「いちについて、よぉい‥‥ドン」
二人はさっそうと走った。
純にはこの走りが一瞬に感じた。
結果は言うまでもない。
しかし純にとってこの走りは一生忘れることの無いものになった。
その後純は明に言った。
純
「次はお前には負けない」
明
「おぅ!俺も負けないぜ!」
こうして二人はさらに友情が深まった。
そして試験前日、彼らはその友情をバネに、一緒にテスト勉強をした。
当然勉強のできる内田や遠藤、さらには新しい仲間、剣菱も加わった。
舞台は遠藤家。果たしてどのような勉強が繰り広げられるのか!