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ゼロ  作者: ハッシー
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第十一話:完治

純は変な夢を見た。そしてその後怪我は完治して。贅を尽くした。

そこはほの暗い洞窟の底だった‥‥純はその中にいる‥‥なぜここにいるのかは知らない。しかしそこは絶対に入っては行けない場所だということだけは察知した。純は近くに人影を見た。

「助けて‥‥」という一心でその人にすがり付く‥‥

━━純は目覚めた。


そう、夢を見ていたのだ。


純はわけが分からずしばらくはボーッとしていた。


少したつと純は我にかえり学校へ行く支度をした。


朝御飯は昨日の残りの肉じゃがを食べた。


そして純は家を出た‥‥


学校へはいつも通り由香と陸上の話をしながら登校した。


学校に着いた。


最近は足の痛みが治まり、松葉杖無しでも歩け回れるようになった。


「もうすぐ完治するな、治ったら陸上部入るんだろ?」


「そりゃ入るよ。明には負けてられないぜ。」


純は小・中学生の時も足の早さに関しては誰にも負けたことが無かったため


足には自信があった。


「てか俺ブランクがあったから練習とかもかなり辛いよ‥‥」


「そうなんだ‥‥俺もヤバイかな?」


「どうだろうなぁ‥‥あっそういえば陸上部の部長はかなり足が早いみたいだぜ、去年インハイ出場したって言ってたし」


「そうなのか?そりゃますます腕がなるぜ」


「まぁせいぜい足を治すこったな」


純は足の怪我のことを思いだし、早く治さなきゃということを再確認した。


こうして一週間がたち、純の足は無事完治したのだった。


木下先生

「うむ、これならもう走っても大丈夫」


「ホントすか?あざぁす!」


純は病院を飛び出し近くの河原までダッシュした。


俺走れてる!と思うだけで純は心が弾んだ!


芝生に寝転がると太陽が眩しく思わず目をつぶった。


横を向いて目を開くと‥‥そこには洞穴があった。


あんな場所あったかなぁ‥‥と思いながら洞穴に近づいてみる。案外深いようだ‥‥中に入ってみるとジメジメしている‥‥


なんだこりゃ!気持ちワリ!と思いすぐに引き返した。


しかし運悪く転んでしまった。するとその衝撃で洞穴が倒壊し始めた。


純は急いで外に出ようとするが‥‥もう遅かった‥‥


純はそのまま生き埋めになった‥‥

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