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第一話(1)

僕の名前は、岩人不亜土。29歳。今、4,351968e+17sと書いてあるタイマーの前に座っている。触ってみると、13800000000yという数字に変わった。まさかの、だ。Sは秒では無い、そんな訳が無いと現実逃避していたが、今のでその幻想は打ち砕かれた。終わった。そう思った。138億年。そんな長い時間、何をしていろと言うのか。そしてそれが終わったとしても、その後に何があるのか。僕は好奇心旺盛だ。異常な程に、と上司に言われた。

 上司?うっ、頭が。うちはブラック企業だった。

 まあ今となってはそれはどうでもいい。

 僕は辺りをさらによく見渡した。

 すると、小さな小さな光が遠くに見えた。

 こうしては居られないと走り出し、10分程で普通の、いや、少し広めの(凡そ170平米の)一軒家が見えてきた。20分で家に着いた。家はヨーロッパ風だった。玄関に呼び鈴が付いていたので鳴らしてみたが、誰もいなかった。

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