学校での日常
処女作です
俺の名前は神山 光輝、普通の高校一年生だ。
だが自分の事を普通と今言ったが普通じゃないことが一つあるそれは…
「こーうくん!」
元気がある声が響く
「なんだよひま」
俺は聞き返した
「えへへ、見かけたから声かけただーけ!あ!でも用事あった!ねえ今日の帰りにこう君の家に行っていい?最近勉強ばかりでさ、中々体を休める時間がなくて…だから今日はひろ君の家で遊びたいなーって」
と無邪気に言う彼女に
「もちろんokだとも!この俺が可愛い彼女が俺の家に行きたいだなんてかわいい頼みを断るわけがないじゃないか!むしろ毎日来てほしいぐらいだね!」
気分が舞い上がりついそう口走った
「ちょ、ちょっと毎日は…」
「え、あ、その、っそそうだよねさすがに毎日は嫌だよね…ちょっと嬉しくて舞い上がっちゃって」
「いっいやなわけじゃないよ!ただ時間がなくてさ…
時間があったら毎日行きたいよ!いやむしろ絶対にいってるね!」
と焦った様子で否定するので
「よかったぁ俺の事嫌いなわけじゃなくて…」
「嫌いになるわけないじゃん!ちっちゃな頃からずっといるんだよ?ちょっとやそっとの事じゃ私の心は変わらないよ」
そうはっきりと告げる
キーンコーンカーンコーン
「あっもう休み時間終わっちゃう!またあとでね、こう君!」
「おう、またあとで」
・・・そう俺には彼女がいるのだ!俺の彼女の名前は葉月 向日葵、名前の通り向日葵のように明るく冬でも夏を感じさせるような笑顔が可愛いな女の子だ。もちろんそこだけが可愛いわけじゃなく両手両足じゃ足りないくらいあるが・・・それはまたあとで話すとして、俺も廊下に突っ立ってないで教室に戻らないとだな
移動中・・・
「これから4時限目の授業を始めるぞー教科書、ノートがロッカーに入ってるやつは
今のうちに取ってこーい」
やる気をあまり感じさせない声を出す太田 剛という先生の声が教室に響く
四時限目は数学かぁ嫌いじゃないんだけど太田先生の授業は眠くなんだよなぁ…まぁこの俺が眠気ごときに負けるわけないんだけどな。
「ZZz…ZZz…」
「ここの問題はさっき教えた(2)の公式を使えば解けるから…じゃあそこの俺の問題が子守歌だと思って寝ている光輝、この問題を解いてみろ」
「ZZz…ZZz…」
「はぁ…ちょっと光輝のとなりの青原、起こしてやれ」
「わかりました、
・・・おい、おい光輝起きろまだ授業中だぞ、早く起きないと先生お得意の殺人チョーク投げによって単位と命を落とされるぞ」
「ハッ!俺はいったい何を…」
「光輝この問題を解いてみろ、まさかとは思うが俺の授業であろうことかいびきまでかいてた光輝君がとけないわけないよねぇー・・・」
「ん?あー…えーっと…これがこうなってああなるから・・・わかりました!」
「じゃあ答えてもらおうか」
「わからないということがわかりました!」
自信満々に答える光輝に
「はい今日は残って補修な」
「そんな…今日は彼女とおうちデートをする予定だったのに…」
「彼女!?彼女…彼女、彼女だなんていいねぇ、先生も高校生の時は好きな女の子がいて、猛アピールして手中に収めようとしたけどこっ酷く振られちゃってね、数学の成績は学校で一番で解けない問題なんて何一つもなかったのに、女の子の恋の方程式だけは解けなくてね…そん時は脳みそが溶けてるのかってぐらい何にも考えられなくてねハハハ、いやー若いっていいね、まあ俺もまだまだ若いけどなハハッ… はぁ・・・」
キーンコーンカーンコーン
「ありゃもう時間か、よしお前の彼女に免じて補修はなしにしてやる、青春を楽しむんだぞ…
俺も嫁さんが欲しいよ・・・ ボソッ」
と寂しそうにポツリと小声でつぶやいた
・
・
・
と、四時限目も終わったことだし今日は早めに帰れるらしから帰るか。で・も・その前に~ひまの教室に行って一緒に帰るとするか。
「おーいひまー?」
「あっ!こーくん!わざわざ来てくれたんだ!」
「当たり前だろ?可愛いかわうぃ彼女のためだからね☆」
「うん!じゃ帰ろっか」
「手でもつないで帰るか?」
「そうしよう!」
名前がありますが先生は恐らくもう出てきません。