一狩り行こうぜ!
スプレーガンって、どんなのあったっけ?
一回りするまでは、みんなで様子を見よう。
ソニエルがログインして、暫く何の反応も無い。
不思議のダンジョンって、こういうもんなんだ。
ログインした奴が出てくるまで、何の反応も示さない。
ログインしたキャラが満足するか、諦めるか、挫けるか、それまでは何の反応も示さない。
30分ほどすると、飽きて来た。
「私ちょっとガンゲイルでハントしてくるから後よろしくね〜〜。」
なに、ちょっと二、三匹モンスターを狩ってくるだけだ。個人の自由行動の範囲内だろう。
私がログインすると、フレンドメッセージがたくさん溜まっていた。
とりあえず、今回は全部無しで。
全部消去すると、新規メッセージが入った。
「あっ、リローさん、臨時パーティーお願いします。」
今日はお仕事じゃない。お楽しみで来ているので、パーティーは組めない。
お断りを返して、速攻でソロのフリーバトルに登録する。
登録確認後、すぐに戦場へ。
今日は、西部劇か。見通しが良いな。
スナイパーに有利な地形だな。
とりあえず破壊された幌馬車の陰に身を隠す。
一応私もスナイパーポジションの武器を使っているのだが、索敵能力がゼロである。私にとっては、ズ抜けた筋力により、アンチマテリアルライフルが、ハンドガンと同じ扱いになっている。
サブウエポンのスプレーガンの銃弾を確認し、戦場に出る。
ウルティマラティオへカートⅡ、絵を見たらとんでもなくデカいの。とてもハンドガン扱いは出来ないね。