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通話アプリLove to world。

説明文の視点がよくわかりません。

誤字脱字があればご遠慮なくご指摘ください。

いつ、だれが作ったのかは全くもって分からない通話アプリLove to world

会話内容を書いて部屋を作っておけば誰でも通せる仕組みに加えグループトークもできるようになっている優れものである。複数アカウントを保持することもできるので話す人でアカウントを変えることもできる。皆が知っているようなメッセージアプリには負けるが一定の人たちには支持され続けている。

そしてこれからも。きっとこの文化は続いていく。Love to world という皮肉な名前と共に

___________


真夜中の三時になったことを確認してから僕は通話アプリを起動させる。常夜灯しかつけていない部屋にいたのに圧倒的に明るいパソコンの光はとても僕には眩しかった。ヘッドフォンをつけ、すでに開かれているグループ通話に参加した。いつも通りの機械音で「カンナヅキガサンカシマシタ」と聞こえる。


「相変わらずはやいね...ユウは。」


普段僕が来るときは既に三人ほど集まっていたからまだ一人しかいないことに物珍しさを覚えながらも最初のほうにこれた、と喜んだ。


「ふふ、一人暮らしの特権やよ。僕、バレる心配なくなったし。」


ふわっとした方言の混じった言葉で返事が返ってくる。現在、ユウは日本各地を回って写真を撮ってSNSに投稿する活動をしており出身地域以外の方言も時々飛び出してくる。住んでいると移ってしまうらしい


「そういえば、今日笑兎(えと)の紹介で新しい人来るんだっけ..」

「あーそういえばそんなこと言っとたね。詳しくは僕もわからんけぇ、待つしかないよ。」


ユウがそう言い終えた時、機械的な入室音声が鳴った。「エト・イズキガサンカシマシタ」どうやら、新メンバーはイズキというらしい。


「笑兎くんトージョー!!今日はすくないねぇ~!」

「そうだね..今日は少ない。エトいらっしゃい。」


ひとりひとりで音量が下げられる設定になっているため、笑兎の音量だけ下げることにした。嫌いとかそういうわけではないが、声がとにかく大きいのだ。


「うんうん♪じゃー紹介するね!癒尽(いづき)ー!」

「初めまして!癒尽です、よろしくお願いします!」


入ってきたのは、親のぬくもりを感じるような感じのいい少年だった。初々しさがあって結構かわいいと思う。


「こちらこそよろしくね。俺は神無月、カンナって気軽に呼んで。」

「癒尽くんよろしくなぁ、僕は優って言うで。」


順番に自己紹介をすると笑兎の満足そうな鼻歌が聞こえてくる。癒尽からはカンナさん。ユウさん、とつぶやいている声が聞こえてくる。


「イヅキくん、トークのほうに自己紹介テンプレート載ってるから確認しといたら話しやすいよ、個人IDも..時間があるときに自分のも書いておいてね。」


何時の間にかこのグループも人数が増えて言っていたらしく、会ったことがない人も出てきていたところグループ主の子が作ってくれたのだ。


「OFF会の日もキープに入ってるから来れるんだったらおいで。」


一応、ネットだけのかかわりではなくOFFでも会おうということになり月に二回ほど各地で開催されている。各地、というのは日本だけではなく海外で言うとドイツ、イタリア、フランスがメインで開催されているときもある。


「わかりました!!明日までには投稿します,,!」


折角だから自分もまたみんなのテンプレートを見てみようと思う。



折角なので本編とあとがきの中で自己紹介テンプレートを載せていこうと思います!


名前(ネット名)↪神無月

ニックネーム↪カンナ

年齢↪17

誕生日↪3月13日

好きな食べ物↪和菓子系統

嫌いな食べ物↪甘すぎる洋菓子

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