表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。
この作品には 〔ガールズラブ要素〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

拝啓 もうこの世にいない貴女へ

愛する貴方へ送るセレナーデ

作者: 四葉桜

貴女が好きだった…入学して初めて教室で会ったあの日からずっと。


人懐こそうな大きな目も、細くて綺麗な髪も、ずっと聞いていたいと思うその声も、全部、全部…好きだった。


でも叶わないことは知っていた。


私とあなたは同じ女の子…同性のカップルは最近やっと世間で受け入れられてきているが、風当たりはまだ強い。社会から同性愛者のレッテルを貼られて、怪訝な目で見られるのが怖い。


母親や友達から「彼氏いないの?」と聞かれるたびに自分が異常者のような気がして泣きたくなるほど辛い。繋がりを失うことが怖い。


何よりもあなたに嫌われることが一番恐ろしい。


嬉しかったよ…辛いことや悩みを打ち明けてくれて。朝会ったら「おはよう」って言ってくれて。


たびたびあなたが抱き付いて来たときはドキドキしたんだよ?

布越しの感触や体温、匂いを思い出すたびに身体が火照って…独りで慰めてたんだよ?


他人よりも自分を優先してほしいのに、優しいあなたはいつも余計なものを背負って傷ついて潰れそうで…その苦しみを一緒に背負いたかった。


あなたの笑顔は好きだけれど、痛々しくて見てられない。そんな悲しそうな顔しないでよ…って、言っても余計あなたを傷つけてしまうから言わないよ。


みんなから慕われて、頼られて、それを笑顔で受け入れるあなたは影でどれほど傷ついているの?


もっと頼って欲しかった、相談してほしかった、もっともっと…生きていてほしかった。


さようなら…もうこの世界にはいない貴女へ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ