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異世界天使『俺が〇〇天使だって?』  作者: りんご!みかん!
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第1話 勇者ではないようです


 この小説は、自身の書いている、異世界召喚『勇者を☆☆☆者』あるいは異世界転移『俺と配下ときゅあーきゅあ』と類似する部分があります。類似しない部分もあります。


 優しく見守っていただけると幸いです。よろしくお願いします。


 俺の名前は天川あまかわ 悠斗ゆうと

 ‎18歳、日本に住んでいる大学1年生。


 実家住みから、大学に通う為に1人暮らしを始めたところだ。

 日々、洗濯掃除料理などの全ての家事をしてくれていた両親への感謝が最近、強まった。


 洗濯機の回し方、分からない。

 ポットってロック機能あるの?


 ケトルの中に即席のラーメンを入れて、作ってみたのだが、見事に失敗。

 ケトルの底に、麺が付着してしまい、両親に怒られた記憶も新しい。 


 話は変わるが、俺は、いつの間にかモンスター(魔物)と魔法が存在するいわゆるファンタジーな世界にいた。

 勇者召喚に巻き込まれたようだ。


 周りには日本ではあまり見ることのないような格好の者たちが、俺を見ている。

 全身鎧を着ている者。


 ティアラ?を頭にのせている者

 本、魔導書?を左手に持ち、右手に170cmほどの棒杖を持ち何かぶつぶつと呟いている者。


 全身鎧はティアラ?をのせている者を守るように立っている。

 護衛だろうか?

 

 とんでもない境遇に陥ってしまったようだ。

 1人暮らしを始めて飼い始めた、ペットの猫、ショコラは、俺の足元で『にゃー』と鳴き声をあげている。

 勇者召喚に巻き込まれたのを理解するためには、少しばかり時間を遡らなければならない。





 昔から、1人が好き(1人でいるのは好きだが、孤独は苦手。寂しがり屋というやつだ。気分による)で1人でできることとして書籍化されている小説やネット小説(プロや新人、趣味で書く者もいる)をよく読んでいたため、異世界転移、異世界転生、異世界召喚の話は色々なパターン読んでいたのだが、まさか現実に起こるとは思ってもみなかった。


『びっくり』


 ‎因みに、異世界転生より異世界転移派だ。

 そして、色々な意見があるとは思うが赤ちゃんからやり直すのは辛い。

 ‎赤ちゃんプレイは勘弁だ。


『ばぶぅ……バブゥ……うんっ、恥ずかしい』


 実際、18歳から0歳児になったとして、精神年齢18歳で、新しい母親から栄養を摂取するのはなんとも恥ずかしい。

 貴族に生まれたら母親から栄養を摂取しないパターンもあるみたいだけど。


 異世界召喚されるとして、‎少数召喚より多数召喚されるものを好む。

 厄介事やっかいごとが周ってくる可能性が減るし、誰かがクリアしてくれると思うからだ。


『自身の生きざまは自分で決めたい』


 純粋に、異世界召喚を行なった国や教会が魔族や他国によって、侵略などされている異世界物の小説をあまり見たことないのも理由の一つだ。


 そして、俺はその自己の知識を頼りに誰に言われるまでもなくステータスと唱え自分のステータスチェックをしてみたのだが、俺のステータスに表示された職業は『勇者』や『賢者』『剣豪』『巫女」『神官』などではなく『村人』であった。


 俺は職業の欄のあとに並んでいる能力値とスキル、魔法を確認した。

 これは、やばいっ。

 俺死んじゃうよ、比較的近い間に笑



『下手したら、この場で殺される』


 ‎召喚ものの小説で、召喚を行なうのに多大な犠牲(生けにえ)を負っている場合もある。

 無能な者をわざわざ、生きながらせて丁重に扱う異世界小説もあまりみたことない。



 その『勇者召喚』の儀式を執り行ったのはサント王国という国だった。


『勇者召喚が成功いたしました』という声が聞こえた。


『勇者さまっ』と俺たちに向かって駆け寄ってくるティアラ?を付けた女性。


 俺はすぐに辺りを見渡した。

 足下に、星形と奇妙な文字が刻まれていた。


 いわゆる、魔法陣だろう。

 赤色で描かれている。


 そして、鉄っぽい臭いがする。


 ‎飛ばされる前の日本で、急に魔法陣が足下にあらわれた。

 異世界飛ばされるかもって思った。

 魔法陣があらわれたのも一瞬だったため、汎用型電子機器スマートフォン

 スマートフォンは汎用的に使える小型のコンピュータと言える。

 パソコンと似たような機能を持つ。

 スマートフォンは、端末上で多種類のアプリケーションを動かすことができる多機能型携帯電話といえる。

 以前の携帯電話、いわゆるガラケーと呼ばれた端末も広義的にいえばコンピュータと言える。

 しかし、汎用的に自由度の高い使い方ができるわけではなかったそのスマートフォン以外持ってこれなかった。

 予め事前に教えて欲しいと思ったよ。


 ‎こういう世界って塩や砂糖、そして胡椒こしょうなどの調味料が金と同じグラムで取り引きされることがある。


 召喚された俺たちはその場で、怪しげな黒いローブを身に纏い、フードを深くまで被っている鑑定スキルというスキル持ちの者たちによってステータスの鑑定がはじまった。

 黒いローブを着ている者たちは、ローブの背面と右胸得たりの方に、☆がたくさんある者や、大きい☆や小さな☆が付いていた。

 何かを表しているのだろうか?

 階級などの地位かな?




 お読みいただきありがとうございます

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