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掌編小説集3 (101話~150話)

ある手法

作者: 蹴沢缶九郎

呪いのビデオカセットに盛り塩をし、しばらくするとカセットテープから黒い煙が上がり始めたので、呪符をした掃除機で吸い込む。


吸い込んだ煙にとある植物の種を一日ほど浸し、その種を持った敏腕スパイがA国に植えて帰る。種は他の植物の成長を(さまた)げるように国全土の土の栄養分を吸収しながら凄まじい速度で成長し、やがて禍々しい巨木となる。


A国を死の土地へと変貌させた呪いの巨木の影響はそれだけにとどまらず、成長した巨木は毒性のガスを吐き出し、人間や動物達にも影響を与え始める。A国が滅びるのも時間の問題。


独裁国家が核ミサイル打ち上げを発表して、その間わずか三日足らずの出来事である。



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