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線路は続くよどこまでも

ある事情で家を飛び出した俺は、なにも考えず電車に乗り込み、ひたすら緑の多い田舎へ向かう!

金も食糧も尽き、倒れた所を農家の老夫婦に拾ってもらい、農業の手伝いや家事をすることを条件に家に居候させてもらい、一生懸命働く!

両親を亡くし、その老夫婦の孫として一緒に暮らしていた美少女とも次第に仲良くなり、ゆくゆくは結婚し、二人で家業を継いで、家族円満な生活を送るのであった、めでたしめでたし。

なーんてことがあるわけもなく。

「あぁ……。どうして、こんなことに……」

俺は寒い冬の夜の中、どことも分からない場所の線路の上を歩いていた。

いや、この見渡す限り山と草原しかないってのは悪くないんだけどさ。

人っこひとりいないってのはどうだ、流石に想定外だぞ。

もうかれこれ20分は練り歩いているのに、前からも後ろからも電車一本来やしない。

あぁ、我らが愛しき電車は何処へ行ったのじゃ……。

風の音とそれに揺られる草花の音しか聞こえず、耳が寂しいことこの上ない。

イヤホンなんかつけてたら電車来ても分からんままぺしゃんこに轢かるかも知れんしな……。

つーか、あれ?

ここ電柱も立ってねぇじゃん。

電線もないし、ここらに住んでる人どうやって生活してんだこれ。

今のところ民家すら見かけないけど。

「いや、こういうこっちゃねぇんだよな。俺が行きたい田舎って言うのはさ……」

なんて、独り言を呟いても空しく夜の闇に消えるだけだった。

これ、懐中電灯リュックの中にぶちこんどいて正解だったな。

こんな街灯もない所じゃ、文字通り一寸先は闇だ、ろくに歩けもしない。

これはもう少し家出のプランを練り直すべきだったかな、うん。









全ての始まりは、17年前の俺の出生まで遡る。

いや嘘ですお客さん帰んないで、回想は手短に済ませるから、どこぞの正木博士みたいに木魚も叩かないから。

高校の中間試験において、物理の問題集を机の中に入れていたのが教師にバレて、放課後に事情聴取&親に連絡がいった。

問題集を不用意に触ったり机の中から出したのがまずかったのだろう、隣のほとんど話したことがない女子により告発された時は、心臓が凍った。

あのあとの英語ろくに解けないかと思ったけど、そんなことなかったなそういえば、なんでだろうね。

家に帰った俺を迎えたのは、激怒した母親だった。

散々叱られた後、泣かれた。

なんで泣いてんだと思った、泣きたいのはこっち……でもないけど。

別にカンニングしようと入れっぱにしていた訳ではないんだが、証拠があるわけでもないから、黙って謝ってばっかりだったのが悪かったのかな?

部屋に戻った俺は親の涙よりも、このあとどうするかを考えた。

高校では何故か明日の教科も受けさせられるそうだ、それもいい。

しかし、それよりも頭に浮かんだのは、日頃妄想の種としている家出を決行することだった。

農家の老夫婦に拾われて云々のあれだ。

ちなみにあれ、裏社会の一員になったりとか、異世界にトリップするとか、パターンはたくさんあったりする。

特段家族が嫌いな訳でも、高校が嫌いな訳でもない。

ただ、一度やってみたかった、それだけだ。

その時の俺は、家出がこの状況を解決するたった一つの冴えたやり方だと思ったのだ。

逃げてるだけ?戦略的撤退と呼べ。

ネットで色々調べ、現実は妄想のように甘くない、最悪死ぬより辛い目に遭うと分かっても、恐らく警察に即刻見つかると思っても、家出してみたかった。

盗んだバイクで走り出そうとは思わなかった、免許ないし。

当初はネカフェで適当に過ごそうと考えていたが、やっぱり行くなら遠くへ行きたいと思い、田舎の方へと進路を固めた。

鉄は熱い内に打て、リュックに着替えだ金だと思い付くものを詰め込めるだけ詰め込み、母親と妹の隙を突いてこっそり家から飛び出した。

盗んだのはバイクじゃなくて親の目だったなー、とか思いながらノンストップで駅まで走り、運良く停車していた電車に乗った。

息を切らせながらそこそこ空いていた車内の席に座ると、どっと眠くなってきた。

緊張とダッシュの疲れもあったのだろう、終点まで乗ってもいいやと何もかも投げ出す気持ちのまま寝た。









やがて目を覚ますと、もちろんまだ電車の中だった。

窓の外は真っ暗で、ほとんど何も見えなかった。

結構来たなぁと思い、次の駅で降りてからどこで野宿しようかと考えていた。

周りの乗客はみんな寝ていた。

こいつら全員寝過ごしちゃったのかな、可哀想な……、と哀れみながら次の駅に着くのを待っていた。

20分後、おいおい田舎は一駅の間隔こんなに長いのかよ、スマホも充電切れんの怖いから使えんし本読んだら酔うし、といい加減イライラしてきたところで、駅に停車した。

あれ?次の駅を知らせるアナウンスしてなくね?とちょっと不思議だったがそのまま降りた。

俺以外だれも降りる人がいなかった。

駅のホームは無人で、駅名は「きさらぎ駅」とあった。

自動改札機が全く機能しておらず、駅員すらいなかった。

職務怠慢というか、おかげで交通費が浮いたというか。

駅から出ると、見渡せる限り草原と山だった。

明かりが駅からの光しか無かったためはっきりとは分からなかったが、建物も見当たらない。

さてどうしたもんかとスマホの電源を入れてGoogleマップ先生に現在地を聞こうとしたが、エラーが出てアプリが開けなかった。

僕らの味方、エロい美脚のGoogleマップ先生(イメージ)が頼れなくなり、一気に窮地に追いやられた俺は、とりあえず電車を待とうと駅に引き返した。

しかしきさらぎ駅と書いてある駅名版にはよく見たら次の駅も前の駅も書いてなく、時刻表すら無いことに気付いた。

待てど暮らせど電車は来ない、かれこれ30分は経ったはずだ。

いよいよ怪しく、不気味に思えてきたので、待つのを辞めて線路の上を戻ることにした。

あの闇の草原に踏み出す勇気はなかったし、線路を辿ればどこかの駅には着くはずだ。

電車が途中で来ると危ないけれど、来たら来たで次のを待つためにまたきさらぎ駅に戻ればいい。

次の駅でなくとも、途中で民家とか見つかるだろうと思い、闇に続く線路を練り歩いて行った……。










そして今に至る。

やっぱり今思い出してもあのきさらぎ駅はどうも怪しいな……。

後ろを振り返りながら、もうとっくに見えなくなっているあの駅について思い出していた。

写真とか撮っとけば良かったな……。

ネットで調べても何らヒットしないし、ありゃ何なんだ一体。

乗ってきた路線の停車駅にも名前がなかった、運転手はどこに目ん玉つけてんだか分からん。

まぁ今更そんなこと言ったって止まる訳にはいかないんですけどね。

ただただ信じて歩くしかない。

まぁ何駅でも構わない、とにかくあのきさらぎ駅以外の駅に着けるのならそれでいい。

懐中電灯のわずかな光に照らされる周りの風景が、段々と変化している。

木々に囲まれてきて、さっきまで辺り一面に広がっていた草原が見えなくなってきた。

山の中に入ったのだろうか?

これでは建物があっても分からなくなってしまうが、致し方ない。

山を過ぎれば向こう側に村とかある可能性だってある。

いい加減足も疲れてきたし、歩けるだけ歩いて、どこかで休憩するか。

少しずつ、しかし確実に溜まっていく肉体的、精神的な疲労に思わず溜め息をついてしまう。

俺の思い描いていた家出と違う……、事前に調べた家出体験にもこんなのなかったぞ。

電車の来ない線路の上をひたすら歩くなんて、本当にどういう状況なのだろう。

最悪家出を諦めて家族なり警察なりに電話するかな。

現在地が分からないから、結局はどこか見つけてもらいやすそうな場所に出てからになるけど。

しかしなんだ、さっきからこの山の中の空気がすごい重苦しい気がする。

なんかじめじめしているというか、体にまとわりついてくる不快感がある。

山の中ってこんな感じなのか……?

冬の空気はもっとパリッと乾燥しているはずなんだけど、雨でも降ってたのか。

やだなー、蛙とか蛇が出そう。

この季節はそろそろ冬眠してくれているだろうか。

俺も食えるだけ食って冬の間は暖かい布団で眠りこけていたい。

暖かい布団か……。

なんだか早速家に帰りたくなってきた。

あったかハウスが待ってくれているかどうかは積水ハウスも知らないだろうな。

今頃両親や妹はどうしているだろうか、急に出ていってビックリしているだろうか。

一応、置き手紙はした。

形だけだし、特に家出をしたことのめぼしい理由もなかったので定型文みたいなものをまたネットで調べて書いたものだけど。

まさか自分の人生に不満もございませんが好奇心のままに家出させていただきます、とか書けないし、帰ってきた後に精神病行きになってしまうかもしれない。

木魚を叩いて音頭をとる博士の実験台にはなりたくないものだ。

あれが遺書になる可能性もあるのだから、もうちょいしっかり書けば良かったかもしれん。

ネットに頼ってばかりじゃいけないんですよ、やっぱり自分の言葉で伝えなきゃならんのだ。

……駄目だ、線路からは脱線せずとも思考が脱線してしまう。

この果てしない線路は考え事にはたしかにもってこいだが、考えれば考えるほどこの家出が軽率な行動だったと考えざるを得ない。

確かに大した覚悟も決意もなくするものじゃないんだろうな、家出って。

仕方ない、きさらぎ駅から切っていたスマホの電源を入れて、収穫なしってことで助けを求めるとするかな。

次回があるなら、もう少しスケジュールを組んでから行こう。

なんだか家出からただの一人旅になりそうだけど。

と、その時。

ちりん、ちりん、どん、どどん。

祭りのような音が聞こえてきた。

祭りか、浴衣姿の美少女と二人で縁日の屋台を回りたかったな……。

ケバブ美味しいよケバブ。

違うケバブじゃない、この太鼓の音が今は大事だ。

よく聞けば太鼓の音に交じって鈴らしき音も聞こえる。

全体的にゆっくりとしたリズムだ、この辺で祭りでも開かれてるのか。

しかし祭りで奏でるにはこう、なんだ、一定じゃないというか、聴いてて不安になるテンポだ。

普通の曲であれば同じメロディーのフレーズを一度は繰り返すだろう。

なのに聞いてる限り、サビがいまいちよく分からないし、子供が適当にドンドン叩いているようにさえ思えてくるほど、安定感に欠ける。

これじゃあどう踊れというのだ。

踊らないけども。

気のせいか、だんだん音が近付いてくるような……?

いや違う、俺がさっきから歩を止めずにいるから、俺の方から近付いているんだろう。

その割にはどの方角から聞こえてくるのかがさっぱりだ。

全方位から満遍なく不気味な音の波が俺の精神を蝕んでくる。

もしこの演奏者に会えたなら、メトロノームでもプレゼントしてやる。

なんなら太鼓の達人でもやらしてやるからもうちょいしっかりしてくれよ。

冗談でなく、この祭りがやっている場所の見当さえつけば、そこに向かわなければなるまい。

そうだ、上手くそこで行き倒れたフリかなんかして、祭りに参加している人達に助けてもらえば、日頃の妄想の実現、そうでなくとも帰り道ぐらいは教えてくれるだろう。

いやぁ助かった、そして危なかった。

もしあのまま親に電話などしていれば、俺はみすみす夢を叶える可能性を潰していたかもしれない。

一人娘がいる農家があるといいな。

代々続いてきた家の農業を継いであげたいけど、本当は上京して都内の大学で医学を専攻し、医者になるという夢を密かに抱いているような美少女がいたりしないものだろうか。

そこで都会から逃げて転がり込んできた俺と仲良くなり、いずれは胸中にある思いを打ち明けてくれてだな……。

「止まって」

いやいや俺の妄想は一度走り出したら止まらない……ん?

何だ、後ろから声がしたような。

反射的に、俺は振り返っ、た。

「ひぁっ……?え、えあ、あぁぁ」

息が、出来ない。

心臓が、蜂のように暴れている。

辛うじて、辛うじて腰は抜けていないが、脚が俺の意思とは関係なく動かない。

足の先から、感覚が消えていく。

そんな俺を見て、その女は、音もなくこちらに近付いてくる。

光がなければ、足元さえ見えないような暗さなのに、目の前の女だけが、ぼうっと闇から浮き上がっているようだ。

身長は俺と同じぐらい。

病的なまでに青白い肌だ、身に纏っている白装束に劣らないほどの。

長い髪の毛は、女の顔を完全に隠している。

そして、そして。

左脚が、ごっそりと、欠けている。

闇に潜むナニカに、刈られたように。

これはもう、完全に、どう考えても。

目の前の女は、この世の人間ではない。

幽霊、だ。

ゆっくりと、ゆらゆらと、女は俺との距離を縮めてくる。

逃げなきゃ、ニゲナキャ。

ドコニ?

後ろに、いや前か?

どっちでもいい。

走る、ハシル、毎日やっていることだろ。

なんでもいい、どうにでもなりたくなければ、ここから逃げなければ。

足は、案外すんなり動いてくれた。

振り返って、俺は線路の上を全力疾走した。

懐中電灯を、強く握り締めたまま。

駆けて、駆けて、駆けて、駆けて。

逃げて、逃げて、逃げて、逃げて。

どこまでも続いているように思えた線路を、どこまでも走った。






やがて、何かの中に入った。

やけに俺の乱れた息と、足音が反響している。

トンネル、そうだ、いつのまにかトンネルに辿り着いている。

それに気付いた時に、俺の体力に限界がきた。

完全に止まると、そのまま倒れてしまいそうなので、なんとか足を引きずって歩いた。

息が整っていくと共に、混乱の極致にあった頭も落ち着いてきた。

なんだったんだ、あいつは……。

いや、むしろなんでもないのか?

森羅万象の中の何でもない、この世に存在しないのに存在している、もしくは存在すると錯覚させる現象の一つに他ならない……かもしれない。

例えば、片足がないのに、いや片足がないからこそ、浮きながら滑るように、歩くよりも滑らかにあいつは迫ってきた。

あんな動きはトリックでもない限り人間には到底不可能な動きだ。

今流行りの立体映像だとしたら、一体誰がなんのためにあんなドッキリをするものか。

トンネルを抜けたら「はい、大成功~」と芸能人とカメラマンが待ち受けてくれたりしていないだろうか。

仮に、あれが本当に幽霊だとしたら、それにしたってフィクションの心霊番組によく出てくる格好そのまんまじゃないか。

長い黒髪で白装束の女幽霊……何百年前からの定番だろう。

使い古されたテンプレートなパターンでも、作り物だと分かっていても怖いのに、本物はもっとおどろおどろしかった。

全く、生気が無かった。

俺は夢を見ているのだろうか。

実は俺はまだ電車の中に寝ていて、家出の最中だったりしないかな。

しかし、足に溜まる疲労、息苦しさ、目を瞑ればまだはっきりと焼き付いている幽霊の恐怖……。

これは、限りなく非現実に近い現実だ。

思い出したくなくても記憶が蘇ってきてしまう。

止まって、とか言ってたかあいつは。

止まれるわけないだろ、今にもとり殺されそうな雰囲気だったのに。

すぐ後ろにいるような気がして振り返れないが、多分撒いただろう。

あの心臓から凍えるような、凶器のような寒さが既に無い。

それにしてもこのトンネル、どこまで続いてるんだ?と思った所で、外に出た。

相変わらず真っ暗だが、幾分景色が開けているような気がする。

同時に、ガチガチになっていた身体から力が抜けていくのを感じる。

ほんっとうに危なかった……。

もうやだ、おうち帰りたい。

精神的にも一気に追い詰められただけあって、何年ぶりかに心から泣き出しそうだった。

無我夢中で走っていた内に場所を通り過ぎたのだろう、太鼓や鈴の音もすっかり聞こえなくなってしまった。

もういい、今度こそ親に連絡して迎えに来てもらおう。

相変わらず現在地が分からないが、どうにか説明しなければ。

そうだ、トンネルの名前がどこかに書いてあれば……。

恐る恐る振り返り、後ろにもうあの女がいないことに心の底から安心しながら、トンネルの周りを懐中電灯で照らしてみると、入口の上に「伊佐貫」と書いてある標識があった。

伊佐貫……?知らないな、木佐貫っていうのは野球選手にいたはずだが。

「おーい、そこの君。どうしたんだ、線路の上は危ないぞ」

「!?」

思わぬ所から声があり、すわ幽霊かと思い身構えたが、声のした方を見ると線路沿いの道路に銀色の軽自動車が止まっており、その傍に男の人が立っていた。

よかった、足もしっかり地に着いている。

「あ、あの……」

「どうした、迷子か?」

「え、えぇまぁ……。ちょっと電車で寝過ごしちゃって……」

「そうか……。まだ終電には間に合うだろ、車で近くの駅まで送ってあげるよ」

「あ、いや……」

少し、迷うな。

確かに終電のこともあるし、送ってもらえるならこれ以上ありがたいことはない。

だが、時間も時間であれば、場所も場所。

何らかの犯罪をするには絶好といって差し支えない場所だ。

しかし、見たところ周りにも人は俺達しかいないようだ。

万が一の事があっても、一対一ならなんとかなるかもしれない。

一か八か、信じてみよう。

「それじゃあ……お願いします」

「うん、任しなさい。さ、乗って」

促されるままに、俺は彼の車に乗り込んだ……。









今思えば、もう少し俺が冷静であれば、先に親に連絡するとかして、相手の反応を見てからどうするかを決めることも出来たはずだ。

しかし、日常ではありえない恐怖体験をして、そこから逃げ出せたという安堵ばかり感じていて、そこまで頭が回らなかったのだ。

それが吉と出るか、凶と出るか。

それは、案外すぐ分かることになるのだった……。

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