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DATO魔王!  作者: 菅原光
3/3

何奴

「では、また……」



そう言って、俺の面接は終了した。



俺はスタコラと部屋から出ていき、この勇者学校を出る。






「結果は一週間後、か~~~」



空に昇っている眩しい太陽を見ながら、


入学した時のことを考える。




「……よく考えてみたらこの学校で、何を学ぶんだ?


戦い?魔法?裏技?作者を倒す方法?……まぁ、色々と思い浮かぶが」



勇者学校、入学して見ないと何も分からない。




面接、受かってるといいな。








「ふーーん、君、勇者学校の面接に行ってたんだ」



「……!!?」



不意に何処からか男の声がした!



だ、誰……だ?




勢いよく後ろを振り向く。




「アハハ、残念、後ろじゃないんだな」



「くっ」



今度は上を見る。



「ざ~んね~ん、上でもありません」



「畜生っ」




諦めて前を向くと、



「まだまだ甘いね、面接、落ちるんじゃない?」



「うわぁあぁ!!!」



そこには身長180センチぐらいの黒い服を着た男が立っていた。

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