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面接
魔王にやられ、一週間経った日。
俺はついに入学する学校を決めた。
そこは、戦翼勇者学校。
ここの学校は、入学したら何が何でも3年間行かなければならない。
更に、寮生活。
この学校の卒業生は、毎年優秀な勇者が去っていく。
有名な勇者も、大体はこの学校にいたらしい……が、ほとんどが死んでいる。
なんともまぁ、恐ろしい。
だがしかし、魔王を倒すにはこれぐらいしないと。
入学試験は面接のみ。
ちょうど、面接シーズンの時に俺は体が復活したのだ!
……そして、面接練習などをして一カ月し、今に至る訳。
「では、結果はドラゴンによって伝えたいと思います」
「どんな感じで……?」
「合格なら、そのままドラゴンに乗って学校に来るハズです。
不合格だった場合は……ドラゴンの強烈な炎を浴びてもらいます」
「怖いな、おい!!」