びっくりするぐらい嫌いなヤツがおる
私は斜め下の感想を書いてしまったりするので、自戒と、この気持ちを創作に傾けたくて短い詩のようなものにしてみました。
びっくりするよね
肝が冷えるよね
冷や汗と脂汗とが同時にかけてしまうよね
ひとかけらグサリとナイフのつもりの
錆び散らかした煤を放り投げて来て
胸を張って
賢そうに見えるだけの
なかみのない砂時計と狂った方位磁石と
とっくの昔に自重で腐り果てている厚い本を
スカスカ振るってみたりして
なんでそんなことするの、って
本意を聴いてみたら
嘲笑だけ残してサッサか逃げていくの
それって
それって
びっくりするぐらい
卑しいよね
とぼしいと言うか
サッチアプアー、なんだよね
びっくりするぐらい
知れば知るほど
嫌いの深度は沈んでいくよね
でも個人的にびっくりするぐらい嫌いなだけなら
相手が見えなくなる魔法を敷地内に
かけておけば 良いよね
自分のテーブルのうえに
ファーストコンタクトで
土足で上がられたりしたら
それは
びっくりするよね
でも まだ
自分の敷地内のことなら
ガチョウを警備に雇えば良いよね
すーごいびっくりするぐらい嫌いな人に
ガーデンパーティーを踏み散らかされても
わかせてはいけないポットの熱湯を
ひっくり返してぶち撒けてやって
追い返して
その自分の剣幕に呆れた
友人をいくらか失って
さめざめと泣き暮らして
でもまた半年ぐらいしたら
今度はガレッジセールが出来るぐらいの
回復速度を人によっては、みせられるよね
まあ、いちど
びっくりするほど嫌いになった人を
許せる日なんて、永遠に来ないのだけど
仏の役者の面が3度ならば
一般ピープルの素顔で暮らしていたら
いっかいでびっくりするぐらい嫌いになったら
知ろうとすれば知るほど嫌いになって
いったりしたら
2度目なんて
もう
ないんだよね
見つからなきゃ良かった
庭を開放しなきゃ良かった
そう言いつつ嫌いな人のためにだけ
立ち入り禁止の札を
設置してしまうんだよね
そしてそんな慎ましい努力を
びっくりするぐらい嫌いな人って
ちゃんとまた
踏みにじろうとしに
下見に来てるんだよね
もう知らんけれど
そこまでされたら
流石にガチョウだけでは足りなくて
持ってきて良いものを持ち出し始めるよね
画策するよね
敷地に段差や塀が無いようにも見えてしまうのが
この土地の
むごいところだよね
ところで最近
猫と鳩が本当に嫌いな
私の庭の伊勢から取り寄せている
高直な玉砂利の入れ替えが何故か頻繁にあって
困惑しているのだけどね
庭師が言うには
ダマと汚れがひどく目立って臭うのだそう。
深い意味はありません。




