ゼネバス帝国の小型&中型ゾイド
⭕️ 6 ゼネバス帝国軍・小型&中型ゾイド
ゼネバス帝国では、ガイロス帝国では一部が、小型ゾイドに含まれる中型ゾイドを生産した。
以下は、地上部隊のゾイドである。
《1》 イグアン。
イグアノドン型ゾイド。
ゴドスを参考にして、開発されたゾイドであり、ゆえに多くの部品が共通する。
中期になると、双方の陣営で敵側ゾイドを滷獲したり、開発データーを奪取した。
こうして、元来の兵器を改良・発展させた物が登場した。
以下、例である。
サイカーチス→ダブルソーダ。
サーベルタイガー→シールドライガー。
~~等である。
西方大陸戦記では、機体によって装備が違った。
指揮官機らしき機体は、4インパクトガンを右手に、レーザー砲は側頭部・左側のみだった。
通常型は、右手に爪を装備しており、レーザー砲も側頭部・両側にあった。
ような気がします。
もう、覚えてないですね。
PSゲームでは、強力なキックも出来ましたが、走り方が早歩きしか出来ませんでした。
キックの際に、ゴドスは前傾姿勢になり、獣脚類らしく高速で走ってきます。
また、高速移動では、マーダーに劣るでしょう。
しかし、ゴドスを参考に開発されただけあって、武装や装甲では、此方が上です。
この頃、共和国側も帝国側ゾイドを参考にして、より重武装・重装甲を持つゾイドを開発してます。
これは、パーツ等や全体的な形状などが一緒の物から対抗用に作られた、ゾイドが存在します。
また、逆に軽装甲のゾイドも開発しました。
以下例。
ヘルキャット→コマンドウルフ。
サイカーチス→ダブルソーダ。
サーベルタイガー→シールドライガー。
~~等々です。
小型ゾイドでも、立っている姿勢などが、歩兵に近いイグアンですが。
モデルとなった兵器は、分かりません。
しかし、小型で歩兵の支援を行っていたと考えると。
ナチスの兵器が連想されます。
1号戦車、2号戦車。
多種多様な装甲車。
装甲車型ハーフトラック。
1号戦車は、モルガやマーダー等が該当すると思われます。
よって、小口径砲を搭載した2号戦車が最も、イグアンに該当すると思われます。
他、先に上げた各種車両も該当するかと。
対歩兵&対小型ゾイドの戦いでは、強力な武装により活躍したでしょう。
共和国のゴドスより、重装甲と多彩な武装により、PSゲーム内でも活躍しました。
ゲーム内では、ゴドスが使えるのは、強力な二連ビーム砲とキックだけでした。
このビーム砲が破壊されると、ゴドスは射撃が出来なくなります。
しかし、イグアンは多彩な武装を備えているので、射撃戦では有利でした。
《2》 ヘルキャット。
光学迷彩を搭載した、ヒョウ型ゾイド。
武装は、大型ゾイド用のビーム砲やレーザー砲を背部と機体下部に備えている。
他の帝国軍ゾイドと違い、透明化できるステルス兵器であり、目視不可能で厄介なゾイドだ。
名前の由来だが。
ヘル=北欧神話の地獄ヘルヘイム&ここを統治する女神ヘル+キャット
ヘルキャット=グラマン社製、ヘルキャット戦闘機。
ーー等々が、名前のモデルだろう。
ゲーム&アニメでも、光学迷彩を搭載した、ヘルキャットは厄介な敵だった。
反対に、味方として使用した場合は奇襲攻撃が仕掛けられたので、心強かった。
しかし、高速戦闘が可能であるはずだが、後のマーク2部隊には採用されなかった。
因みに、PSゲーム版では、他の奇襲ゾイドに対しては弱かった。
レーダーを標準装備した、ゴルドス。
レーダーを装備された、ゾイド。
これ等には、発見されてしまうので弱かった。
戦闘では、機体下部のビーム砲が破壊されて、低威力な背部レーザー砲しか使えなくなったりした。
また、航空ゾイドに対しても、対空武装が背部のレーザー砲しかない。
なので、破壊されたら撤退するしかなかったが、飛行ゾイドからは、中々逃走できなかった。
奇襲専用ゾイドなので、仕方がないと言える弱さだが。
やはり、それ故に、マーク2部隊には配備されなかったのだろうか。
しかし、伏兵攻撃や奇襲攻撃を仕掛けた場合は、大活躍した。
アニメ版では、敵が使う兵器だった。
光学迷彩は、厄介な装備だが、砂塵によりボヤけた姿を見られて撃破された。
また、光学迷彩を装備した、セイバータイガーなども登場した。
実際の兵器は、グラマン社製、戦闘機であるヘルキャットが名前だろうが。
ナチスの装甲車類が、該当すると思われる。
共和国側のヘルキャットも、イラストには存在する。
そのタイプは、共和国式コックピットや全体的な形状が、コマンドウルフに似ていた。
これは、西側・東側で戦う前に試作されていた、モデルだと思われる。
《3》 ハンマーロック。
アイアンコングの小型版とも言えるゾイド。
イグアンよりも、重装甲を備えている上に、ハンマーナックルによる白兵戦も得意としていた。
また、機動性は此方が上であったと思われる。
しかし、砲撃戦や射撃戦では、イグアンの方に部があるかと。
理由は、イグアンには、4インパクトガンが、あるからです。
バトルストーリーの西方大陸戦記では、ゴドスをナックルハンマーで吹き飛ばした。
また、PK師団に旧ゼネバス老兵とともに配備され、ガイロス首都を占領した。
こうして、守備隊として、ガイロス・ヘリック連合軍と激闘を展開した。
モデルとなった兵器には、実機が存在しない。
しかし、位置的には、ナチスの2号戦車や3号戦車が該当するだろう。
これは、アイアンコングをティーガー2と考えた結果、当てはまるかと。
《4》 マルダー。
カノントータスのライバル機。
個人的には、カノントータスのライバルには、シーパンツァーが相応しいと思う。
砲撃戦なら、双方とも重武装の長距離砲を装備しているからだ。
威力では、カノントータスの砲が上だが、射程距離では此方が有するミサイルが上だろう。
モデルとなった兵器は、ナチスのマルダー自走砲。
それから、ミサイルを搭載した、ナチス・ソ連の兵器だろう。
ゲームでは、水中ゾイドではなく、マップ上の範囲攻撃ができる。
これは、ミサイルによる長距離からの、一方的な砲撃である。
また、電磁砲やビーム砲など、重装甲と重武装は驚異だった。
これは、対空兵器としても使えたため、万一どちらかが破壊されても片方が射てた。
なので、プテラスでも驚異だったと記憶している。
それ以前のペガサロス&グライドラーなら、尚更強敵だった。
また、ゲームでは、どちらも陸軍機となっており、水中では行動できない。
《5》 ブラックライモス。
重武装の砲撃戦や山岳戦で、活躍するゾイド。
サイ型で、レッドホーンの中型版とも言える。
機動性では、レッドホーンに勝り、大型ゾイド並みの重武装も厄介である。
初期は、赤銀だったが、マーク2部隊に配備されてからは赤黒となった。
西方大陸戦記でも、赤黒の塗装が標準となった。
また、限定品でメタルライモスと言う銀色の機体も作られた。
プラモでは、ドリルが回転しながら動くが、ゲーム内でも同様だ。
ゲームの初期・中期から共和国編では、ボス=隊長機として登場する。
ゴドスのキックを耐え、火力・防御力・格闘能力など。
全ての面が優れた本機は、強敵だった。
現実では、ナチスの3号戦車から4号戦車に該当すると思われる。
これらは、中戦車と呼ばれる位置にあり、中型ゾイドである本機と一致する。
4号戦車は、中東戦争や現代のウクライナでも確認されている。
ウクライナが囮にしたのか、ロシア軍が活用したか。
それとも、大戦時の破壊された、スクラップ化は不明です。
戦後も、フランス・チェコ・などで運用された。
中東戦争では、シリア軍戦車として、イスラエル軍戦車と戦った。
《6》 ライジャー。
高速戦用ゾイドで、日本語の雷獣とライガーを合わせて名付けられた。
ゼネバス帝国最後のゾイドでもあるが。
同時に、帝国軍初のライオン型ゾイドである。
大型ゾイド用の小型ビーム砲などを装備している。
背部には、三連ビーム砲を備えており、胸部にはブラキオスと同じようなビーム砲を備えている。
また、胸部には二連ビーム砲があり、他にも機体左側に、ビーム砲を備えている。
武装や形状から、サーベルタイガーとヘルキャットの中間に位置するゾイドに見える。
それもそのはずである。
本機は、ヘルキャットの後継機だからだ。
高速機動戦を想定した、流線形ボディーは推進器なしで、320キロもスピードを出せる。
これは、後のブレードライガー&ライガーゼロすら上回る性能だ。
しかし、登場したのは大戦末期であり、活躍するばは余りなかった。
暗黒軍編では、機体カラーを銀と赤から黒と赤に変更した物が登場した。
因みに、後に帝国軍は、ライガーゼロ・シリーズを作っている。
しかし、これは後に、ストーム・ソーダーと同じく、奪取されている。
だが、後に、ライガーゼロ・イクスが、鉄竜騎兵団&ネオゼネバス帝国軍に使用された。
これは、光学迷彩を備えた型だった。
ライジャーのモデルとなった、兵器は戦車や装甲車ではないだろう。
流線形の装甲車は確かに、チェコなどに存在した。
これは、アダ名が、ゼルバ=亀と言われている。
だが、モデルになった機体は、ナチス・日本の末期に生産された航空機だろう。
零戦と言われる日本海軍の戦闘機。
紫電。
日本陸海軍の試作機。
ナチスの試作ジェット戦闘機。
ナチスが試作した各種戦闘機。
これらが、本機のモデルだっただろう。
史実では、優れた性能を有しながら戦局の悪化により、活躍できなかった点が被るからだ。