旧ゼネバス帝国ゾイド&旧共和国ゾイド ~~の帝国小型ゾイドを語る
⭕️ 1 旧ゼネバス帝国ゾイド&旧共和国ゾイド ~~の帝国小型ゾイドを語る
旧ゼネバス帝国ゾイド&旧共和国ゾイド。
今回は、ゼネバス編を語ります。
共和国編でも、最初に同じ文章を書くと思います。
⭕️ 西側連合・東側連合。
これら初期ゾイドは、現実世界だと、第一次世界大戦&第二次世界大戦の時期に作られたかと。
バトルストーリー以前、へリック率いる東側連合とガイロス率いる西側が、対立していました。
中央大陸を巡り、複数の部族が対立していましたが。
いつしか、部族は連合を組み、豊かな東側と災害に見舞われる西側に別れました。
西側は、常に豊かな東側を羨み同じ大陸に住む者同士が、血で血を洗う抗争を繰り広げました。
この時、へリックは兵法書や歴史書を読み、ある決意をします。
彼は何と、鳥型ゾイドに乗り込み、暗黒大陸に向かいました。
暗黒大陸では、冒険家を名乗り、当時の権力者に対して、南東に豊かな大陸が存在すると語ります。
そして、暗黒大陸から当時のガンギャラド&ギルベイダーが進撃してきました。
この当時、まだ二機とも後に製造される物と、形状が違います。
しかし、西側・東側のどちらも、暗黒軍に押されてしまいます。
結果、中央山脈まで後退した両軍ですが。
ここで、直射日光が暗黒軍を襲いました。
これにより、常日頃から暗雲に包まれる暗黒大陸に住んでいた、兵士は目が眩みます。
また、暗黒軍の保有するドラゴン型ゾイドも、コンピューターが狂ってしまいました。
そこを東側のマンモスなど、後にへリック共和国で使用される機体が襲いかかりました。
この奇襲により、暗黒軍は総崩れとなり、そこを西側連合ゾイド。
後に、ゼネバス帝国で使用されるモルガ等が追撃を仕掛けます。
これにより、暗黒軍は中央大陸から撤退していきました。
この時、両軍兵士は悟ります。
西側・東側ではなく、二つの勢力が力を合わせれば、強大な暗黒大陸にも勝てると。
それから和平が結ばれて、へリックは初代国王となります。
西側のガイロスは、暗黒軍が攻めてきた理由は、へリックによる策謀だと分かってました。
しかし、その権謀術数ぶりを称賛してか。
自らの娘を嫁がせた後、彼は暗黒大陸に渡ります。
へリック国王は、どうやら既に息子が居たらしく、彼が後のへリック大統領になります。
父の後を継ぎはしたが、民主制を重視する彼は王位を継ぐ気はなかったのです。
そして、子供の頃から暮らした仲が良い弟ゼネバスも居ました。
母親は違えど、二人は仲が良かったのですが。
ガイロスの血を継ぐ、ゼネバスは熱心に軍事訓練を繰り返します。
そして、後に暗黒大陸への侵攻計画まで立ち上げ、それがへリックにもバレてしまいました。
平和を求むへリックに対して、ゼネバスは。
「軍人に戦うなと言うのは、鳥に飛ぶなと言うのと同じだ」
そう言い返し、ここにて、兄弟は決裂してしまいます。
ゼネバスは、かつて西側で使用されていた、赤・銀のゾイドを引き連れて宮殿から出ていきました。
また、かつての西側地域で、ゼネバス帝国を樹立させます。
そして、暗黒大陸に渡ったガイロスは大陸の諸勢力を打ち倒し、皇帝に即位します。
こうして、始まったのが、中央大陸を巡る大戦争です。
⭕️ 中央大陸戦争。
かつての西側・東側と同じように、ゼネバス帝国・へリック共和国に別れて戦った戦争ですが。
両軍のゾイドは、第一次世界大戦レベル、或いは第二次世界大戦・初期レベルだったんですね。
ゴジュラス、ゴルドス、マンモス。
レッドホーン、アイアンコング。
これらが登場するまで、小型程度しか両軍にはゾイドが存在しませんでした。
両軍を通じて、ビガザウロが開発されるまで、小型ゾイドによる戦闘が主体だったワケです。
まあ、この後、大型ゾイドを中心にして、中型ゾイドも開発されます。
へリック共和国軍。
ガリウス。 獣脚類。
グライドラー。 蝶。
ペガサロス。 鳥。
フロレシオス。 海竜。
アクアドン。 カエル。
ハイドッカー。 首長竜。
エレファンタス。 像。
グランチュラ。 クモ。
ゴルゴドス。 ステゴサウルス。
モルガ。 イモムシ。
マーダー。 獣脚類。
ゲーター。 ディメトロドン。
ゲルダー。 トリケラトプス。
ザットン。 首長竜。
この辺りは、装甲が殆どなかったり、正面武装しか装備していなかったりします。
共和国側に、装甲が無いのは初期・航空機を表しているとも考えられます。
第一次世界大戦・初期では、航空機は骨組みに布を張り付けた程度の代物でした。
しかも、武装はなく、煉瓦を落としたり、拳銃で撃ち合ったりと。
また、第二次世界大戦でも、物資の不足や機動性を求めて、木製・戦闘機が製造されました。
それらは、日本やイギリスで使用されました。
また、第一次世界大戦時のイギリス・ドイツ戦車も、鈍重で装甲が厚かった。
また、第一次大戦から第二次大戦まで使用された、フランスのルノー軽戦車は軽装甲だったりと。
まあ、これは後に、重戦車と軽戦車と言うカテゴリーに分類されます。
また、第一次大戦で生まれたイギリスのビッカース牽引車ですが。
これは、第二次大戦では、機関銃を備えた豆戦車に進化します。
フランスやイギリスは、自走砲まで作り、ドイツはトラックに砲を積んだ物を作りました。
また、フランスやロシアでは装甲トラックに野砲を積んだ戦車を作ったりしました。
フランスのは試作品で、ロシアはプチーロフ・ガーフォードとして量産しました。
また、イギリスの楔形戦車はアメリカやメキシコでも試作品が作られました。
そう言った兵器が、ゾイドにも当てはまると私は考えます。
長くなるので、次回から共和国・帝国に別けて解説しますね。
⭕️ 共和国ゾイド。
⭕️ 帝国ゾイド。
《1》 中期に登場する一部ゾイドを除く、帝国ゾイドはコックピットが統一されている。
これは、兵器として運用するために個性を殺してでも、統一化を図ったからだと。
小型でも、ツインホーン、シュトルヒ、サイカーチスなどは、コックピットが独自型でした。
まあ、ツインホーンは、ゼネバス皇帝親衛隊用のゾイドでした。
他の部隊でも運用される事もあったでしょうが。
シュトルヒも、ゼネバス皇帝の脱出に使用されるなど、特殊な機体でした。
サイカーチスは、攻撃ヘリなので、これも一般機とは違う特殊な機体だったと思われます。
まあ、そんな中で、統一型コックピットですが。
実は、レドラーと同じく、顎下に機関銃を搭載されているんですね。
また、実は、三角型の目が溝として付いているんですが。
これは、昔のアニメか、イラストか………何かは分からんですが。
溝に赤色を塗って、目にしていた物を見たんですよね。
この共通コックピット、ツイン・ジェットエンジンを搭載しています。
これは、機体が撃破された際に、コックピットだけで脱出するためです。
一部・共和国ゾイドにも、同じようなコックピットが採用されていますね。
《2》 初期、帝国軍小型ゾイド。
ゼネバス帝国側のゾイドが、赤と銀な理由は、ソ連や中国など。
東側諸国が使った、戦闘機の銀色と赤星からなるカラーリングが、モデルかと。
■ モルガ。
芋虫型ゾイドにして、モスラ・幼虫を参考にしていると思われる、突撃用の戦闘車両。
名前ですが、英語で蝶はバタフライであり、芋虫はキャタピラーです。
キャタピラは、無限軌道の名前で日本人が考案します。
後に、トラクターに採用されて、楔型戦車にも使用されます。
楔型戦車ですが。
海軍航空隊・所属のウィンストン・チャーチル主導で、陸上戦艦として開発されました。
背部に納められた、ミサイル以外は、頭部を覆う丸い装甲に装着された機銃しか射撃武器がない。
残りは、レーザーカッターを顎の部分に格闘武器として備えます。
背部の格納された、ミサイル以外は自走ロケット砲と同じ運用をされたでしょう。
アニメ、バトルストーリーなどでは、実際に何十台も、モルガを並べてます。
これらは、自走ロケット砲としてのミサイル発射や突撃に使用されたでしょう。
また、突撃用の機銃も、西方大陸戦記では、グレネードランチャーに変更されてました。
これは、グレネードランチャーと言っても、現実の自動擲弾銃と同じく、連射できる物です。
つまり、過去のモルガよりも武装面は強化されていますね。
対歩兵を考えると、小型ゾイドの方が軽量なために厄介であったと考えられます。
ゲルダーと同じく、重装甲を有するモルガは、歩兵陣地に突撃されると厄介だったでしょう。
重装甲と格闘武器、そして機銃を備えた本機は、正面から戦う歩兵には脅威でした。
しかし、ザットン・ゲルダー・マーダーなど。
これらのゾイドと同じく、側面から行われる歩兵による奇襲攻撃には弱かったかと。
歩兵部隊は、バズーカー・爆弾・地雷・対戦車砲などで、攻撃してきます。
ゆえに、背部に備えたミサイルで対応するしかなかったでしょう。
ゲームでは、対空射撃や自走ロケット砲として、対空・対血ミサイルとして使用されます。
しかし、プラモでは背後を向いている上に側面にしか向けられません。
まあ、ミサイルだから上昇すると考えると全方向を攻撃できるでしょうが。
そんなモルガは、実際の兵器だとドイツ帝国で運用されたA7ーV戦車が該当します。
この他だと。
イギリス軍が使用した、楔型戦車。
フランス軍が使用した、シュナイダー戦車、サンシャモン戦車、ルノーFT戦車。
ロシアの強襲トラック、プチーロフ・ガーフォードなど。
これらが該当します。
ルノーFT戦車は、史上初の回転砲塔を備えた戦車でした。
また、プチーロフ・ガーフォード強襲トラックも、後方に砲塔を搭載しています。
他の戦車は、楔型戦車いがいは砲が全て前方に向けられています。
楔型は、砲郭と呼ばれる城や要塞に設置されるトーチカのような物を左右に搭載していました。
これにより、左右と前方に砲撃を行えました。
しかし、回転砲塔&正面砲郭を搭載した、戦車が主流となると。
左右に砲郭を備えた、楔型戦車は戦場から消えます。
塹壕を越えて突撃する姿は、楔型戦車と。
正面武装は各戦車を、後部に武器を備えた点はプチーロフ・ガーフォードと。
軽戦車と言う点は、ルノーFTと。
それぞれ被りますね。
また、ナチス時代に運用される軽戦車や軽装甲車、それから豆タンクなど。
これらと、モルガは被りますね。
軽戦車である、1号戦車は回転式とは言え、二丁の機銃を備えた銃塔しか搭載していません。
日本軍・フランス軍も、ルノーFTに機関銃を搭載した軽戦車を作りました。
しかし、これらは豆戦車に近い十両だったりします。
また、第一時世界大戦時のカーデン・ロイド豆戦車を、各国で改造した豆車両ですが。
これらも、正面に機銃しか搭載してなかったと。
中には、MUー2、MUー4など、チェコの正面機銃を側面に回せる豆戦車も。
つまり、モルガは第一次世界大戦から第二次世界大戦初期にかけての戦車が該当するかと。
玩具の開発者は、モスラをモデルにしたと思われます。
⭐️ ウィンストン・チャーチル。
イギリス首相になる前は、海軍士官でした。
また、1899年には、ボーア戦争に従軍記者として、参加しています。
トンプソンM1928を持つ写真は、ナチスからギャングのボス扱いされました。
⭐️ 自走ロケット砲。
便宜的に、自走ロケット砲と記載しましたが、実際には自走ミサイル運搬車ですね。
⭐️ 各戦車。
第一次世界大戦時の戦車ですが。
砲は前方を向いていても、側面には水冷式機関銃が装備されていました。
⭐️ 砲郭を備えた、楔型戦車。
第一次世界大戦後も、ドイツ軍に滷獲された物ですが。
義勇軍と言われる民兵隊により、共産主義勢力との戦いに使用されました。
この他、ロシア内戦に、楔型戦車はサンシャモン戦車とともに、投入されました。
また、アメリカでは遊園地で人を載せられるように客席を上部に装着した物が作られました。
日本でも試験用に購入されてます。
そして、第二次世界大戦では、博物館から引っ張り出されて記念撮影もされました。
チャーチル歩兵戦車は、見た目こそ、現代戦車に見えますが、中見は楔型戦車でした。
インディー・ジョーンズに登場した、アラブの国王からナチス部隊が寄贈された、楔型戦車。
これは、イギリス軍やアラブ諸国には。実在しない物なんですが。
ロシア内戦時に、白軍側が二両だけ試作していたが、速度が遅いため正式採用されなかった。
しかも、赤軍の手に渡る事を恐れたのか、自爆させられたか、地中に埋められたか。
解体されたか、記憶が曖昧ですが実物は現存していません。
⭐️ 機銃。
機関砲だったかも知れません…………しかし、ゾイドで使用される機銃ですが。
実質、機関砲である場合も有りますから、その辺りは分からんですね。
⭐️ 格闘戦。
プロレス&ロボット・アニメなどの影響で近接戦闘や接近戦に肉弾戦を、格闘戦と呼びます。
しかし、戦闘機同士の背後を追いかけ合い、機関砲やミサイルなど。
これらを使う空中戦を、格闘戦・ドッグファイトと呼びます。
まあ、中には機体その物を体当たりさせて、敵機を撃墜したとか。
カッターを機首に備えて、邪魔なワイヤー&飛行船型気球を切断する機体も存在しました。
ゾイドでは、格闘戦と呼んでいますが、歩兵同士の近接戦闘は、通常だと白兵戦と呼びます。
■ マーダー。
このゾイドは、まず名前から語らねば成りません。
マーダーは、英語の殺人ではなく、たぶんマルダーの英語読みです。
後に開発者される、カタツムリ型ゾイド、マルダーと名前が被るんですね。
ドイツの重戦車を例に出すと。
ドイツ語。
ティーガー1。
ティーガー2。 ケーニッヒス・ティーガー。
英語。
タイガー1。
タイガー2。 キングタイガー・ロイヤルタイガー。
これと同じく、名前が被るマーダー&マルダーですが、ややこしい部分がまだ有ります。
マルダー1、マルダー2、マルダー3など、ナチス時代の自走砲が存在します。
また、戦後のドイツ連邦軍では歩兵戦闘車に名付けられたんですね。
しかも、ドイツ語では、マルダーとは鼬科の貂を意味してます。
つまり貂型ゾイドに付けられるべき名前なんですね。
まあ、カタツムリ型はロケット弾を発射するとは言え、自走砲型ゾイドなんでね。
ナチスの奴と、イメージは合うんですが。
パンツァーベルファー。
ヴルフラーメン40。
カチューシャ。
カリオペ。
~~等々、多連装ロケット砲・ミサイルポッドなど。
これらを装備した、兵器は第二次世界大戦中から開発生産されました。
現代では、ロシアの重火炎放射システム、アメリカが生産しているハイマースが有名でしょう。
ゲームのCGでは。
グランチュラに対して、アイアンコングとともに、ミサイルによる一斉射撃を仕掛けました。
また、超電磁砲も搭載できたはずです。
ゲームでは、確かミサイルポッドしか使えなかったような。
二作目では、超電磁砲に取り替えできたような。
その辺りは曖昧ですが。
この機体は、帝国で初めて開発された獣脚類ゾイドです。
高速移動できる上に、格闘攻撃まで行えるので、共和国ゾイドに取っては脅威だったでしょう。
モデルとなった兵器は、高速移動する、ドイツ帝国&ナチスの軽装甲車などかと。
エーアハルト装甲車。
アドラーKfz. 13装甲車。
~~等々を含む、他多数の装甲車が該当すると思われます。
それから先に上げた、自走ロケット兵器類だと思われます。
ゲームでは、格闘攻撃ができず背部の兵器が破壊されると、何もできなくなります。
しかし、実際には格闘攻撃も行えたでしょう。
それから、奇襲や突撃、潜伏と言った多様な任務で活躍したでしょう。
他のゾイドより、高速移動も可能ですから、敵陣を撹乱したり、追撃任務にも使用されたでしょう。
⭐️ アメリカは、キングタイガー。
⭐️ イギリスは、ロイヤルタイガー。
⭐️ それらの名称が逆輸入され、ケーニッヒス・ティーガーと呼ばれた。
ゲーター。
ゲーターは、電子戦用に作られた珍しいゾイドです。
通信機を備えた装甲車は、オーストリア・ハンガリーでしか作られませんでした。
それも、試作品が二台だけと言う。
他にも、試作品の装甲車を幾つか、オーストリア・ハンガリー軍は製作します。
また、ドイツ帝国軍もエーアハルト装甲車を量産しました。
しかし、二次大戦になるまで、戦車・装甲車ともにですが。
通信機は備えても、電波妨害を行う車両は存在しませんでした。
唯一、日本軍で作られたと言われるも、試作品のため、一台しか製作されなかったとか。
しかも、ソ連による満州国侵攻に際して、関東軍が自爆・破棄したとか。
と言う事から、ゲーターは通信妨害ではなく、通信車両だったんですね。
また、レーダー以前は本格的に長音機が運用されてました。
レーダー自体は、1887年から電波の研究が成されてました。
そして、各国とも1930年代から戦争で使用するため、本格的に研究を始めました。
まあ、航空機や艦艇にレーダー装置は搭載されましたが。
実在した物は、車両と言うより、牽引式の荷台に載せられた型。
または、車両が実在しても、装甲車やトラックの荷台にレーダーを載せた物だったかと。
まあ、レーダー車両は戦後から活躍する車両ですからね。
ゲーターの役割は、ビームガトリングを射ちまくりながら、他ゾイドと突撃する事だったかと。
ガトリングは、より性能が高い機関銃を使用したため、第二次世界大戦では使用されていません。
第一次大戦の頃は、船舶に搭載したり、旧式兵器を有する反乱軍など。
そう言った方法や組織が、まだ戦争や内戦で使用してました。
しかし、戦後に電気式で回転するガトリングが開発されると。
機関銃よりも、高速で弾丸を放てるため、武器や兵器として復活しました。
また、ゲーターの六連ガトリングは、ネーベルヴェルファーが、モデルかも知れません。
これは、迫撃砲を六個に束ねた物で、ナチス・ドイツで使用されました。
ソ連軍やイギリス軍は、これを滷獲したのか、戦後に似たような物を作ります。
BMー21・ランドマットレスなど。
これらは、十何連装や何十連装ですが。
ソ連は、自軍でも元から自走ロケット砲カチューシャを運用してましたが。
カチューシャ=トラックに、ロケット弾を載せただけの簡易兵器。
しかし、ロケット弾の一斉砲撃は命中率こそ低かったが、ドイツ軍を混乱させられた。
ああ、つまり、実際の運用に関しては通信車として、他ゾイドに随伴していた。
大型ゾイドのレッドホーン登場後も、砲撃観測や後方司令部と通信する手助けをしていたかも。
また、ビームガトリングは突撃だけでなく、対空射撃にも使われたかも知れません。
PS2のゲームでも、ゲーターは対空射撃が行えます。
これは、実戦だと、後に解説するゲルダーと同じ運用をされたかと。
岩場や山岳地では、洞窟に隠れる。
市街地では、建物内に身を隠す。
森林では、木々や塹壕に潜む。
砂漠では、起伏や溝に布を被せて機体を隠す。
そうして、航空機ゾイドが登場すると、一気に走りだし、洞窟などから出てきます。
それから、機体を上方に向けて、ビームガトリングを放っていたと考えられます。
また、この射撃方法ですが、ネーベルヴェルファー見たいに斜め上に射撃していたかと。
それにより、直射だけでなく、迫撃砲や自走砲のように曲射も可能だったと思われます。
さらに、機種を下に向ければ、ある程度は離れた敵歩兵隊や塹壕陣地を攻撃できたかと。
そして、崖上からの攻撃も行えたと想像できます。
まあ、生産終了しましたが、コトブキヤ・モデルなら、そう言ったポーズも取らせられたでしょう。
あと、バトルストーリーでは、アイアンコングの腕は可動域を改造されてましたね。
両腕で、ミサイルランチャーを射てるようにとか。
ゲルダー。
ゲルダーですが、見た目と名前の語感からドイツを思わせますね。
そう言うワケで、ドイツ帝国のA7ーV重戦車、ナチス時代の突撃砲や駆逐戦車と言えるでしょう。
ザットンと違い、正面に武装を施された本機は突撃や待ち伏せに使用された戦車型ゾイドでした。
二連装・超電磁砲&三連装レーザーは強力な兵器であり、PS2のゲームでは活躍しました。
ザットンと違い、二つとも戦闘で使用できるため、片方が壊されても安心な機体でした。
しかし、実際の運用では、ザットンによる砲撃支援の元、敵部隊に突撃していたと考えられます。
また、森林・岩場・市街地。
こう言った場所では、低姿勢なために塹壕や洞穴などに潜伏できたと思われます。
市街地でも、建物内にある駐車場などから敵ゾイドを攻撃したと考えられますね。
正面に短砲を備えた、重装甲戦車A7ーVは協商国に取っては脅威でした。
また、ドイツでは様々な兵科が突撃砲や駆逐戦車を運用しましたが。
これらは、低施設なために森林地帯や市街地では、潜伏しやすく敵に奇襲を仕掛けられたと。
ゲルダーは、これらの戦車に該当する機種と思われます。
ザットン。
ザットンは、二連式の超電磁砲を背部に備えており、正面には三連装レーザーを装備しています。
ゲルダーと同じ武装ですが、PS2のゲームでは三連装レーザーしか使えません。
二作目からは、背中の超電磁砲も戦闘で使用できるように成りますが。
一作目では、三連装レーザーが破壊されると何もできないと言う………ね。
また、キットでは前を向かせる事は出来ません。
しかし、実際の運用に関しては、敵に背中を見せて、砲撃を行う自走砲だったと思われます。
これは、砲撃を行った後、反撃が行われる前に直ぐに撤退する為の設計と思われます。
初期フランス軍の試作型トラックに、背部に野砲を積んだ物が有りました。
また、ベルギーの装甲車ミネルヴァですが。
これはら回転式とは言え、背部に車載機関銃を備えた物が存在しました。
回転砲塔とは言え、ロシア帝国のプチーロフ・ガーフォードも後ろに搭載しています。
また、二次大戦でもイギリス軍に、後ろ向きに砲を搭載した自走砲が存在しました。
この自走砲は、直ぐに逃げられるため、見た目に反して便利だったと言われてます。
ザットンも、これらと同じ設計思想で作られた自走砲型ゾイドだったのでしょう。
⭕️ ギルベイダー&ガンギャラド。
当時から暗黒大陸は、中央大陸に存在するゾイドより、強いゾイドを保有していました。
しかし、後に登場する機体とは大分形状が異なります。
また、ひょっとしたら暗黒軍のゾイドは、小型・超小型・アタック型だったかも知れません。
アタック・ゾイドは、超小型よりも小さい奇襲作戦用のゾイドです。
これくらい、小さかったかも知れませんし、大型でも後に製造される物よりは小型だったかと。
ギルベイダーは超大型ではなく、大型程度。
ガン・ギャラドも、中型程度。
こんな感じですね。
どこかのサイトでは、暗黒大陸にゼネバス帝国が亡命します。
その時、暗黒大陸では未だ軍備が進んでおらず、アタック・ゾイド。
または、野生ゾイドに跨がるような騎兵隊しか存在して居なかったと言われてます。
なので、ゲーター・クラスでも、暗黒大陸ではデスザウラー並みに脅威だったと。
この考察は昔、見たサイトに書かれていた物で、記憶が曖昧なんですよね。
確か、暗黒大陸の皇帝となるガイロスが、ゲーターで無双して、大陸統一を成し遂げたような。
まあ、どちらにしろ、後に暗黒大陸帝国は脅威として現れます。
あくまで、私の考察ですのでね。
ユクルース共和国の歴史&ヘイダムル半島紛争
この名前で、ウクライナ・ロシア戦争を元にした、ゾイドの架空戦記をアメーバで書いてます。
興味のある人は身に来て下さい。