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嫌いなやつを一人だけ見捨てる  作者: 仲仁へび


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第7話 選択後



 しずみゆく船から19人は脱出した。

 つまり一人は脱出できなかった。

 選んだからだ、この私は。


 責任を課されることはないだろう。

 あの状況ではしかたがなかった。


 マスコミが味方についたからか、私達が生き残ったことは悲劇として人々に認識された。


 けれど、時々思う。

 本当にあの選択は正しかったのだろうか。

 もっと罰を受けるべき、ふさわしい相手が他にいたのではないだろうか。

 考えても、答えは出なかった。


 降り出した雨の中を、小走りで進んでいく。


 雨は段々と強くなっていた。

 天気予報では、バケツをひっくり返したような空模様だとか。


 あの日の事を思い出す天気だ。

 だから、こんなくだらない事を考えてしまったのだろう。

 もう、忘れよう。

 私の選択に、やり直しなんて効かないのだから。



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