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地獄に住む僕のために粛静を  作者: ks
北国のポㇰナモシㇼ
7/8

ksによるksのためのksの休息

...うっ!!...やばいなぁ...この話の投稿、現在絶賛マンネリ化中...だけど...どないしよか...執筆にも結構な時間がかかるのはわかっているけど...投稿しないと、れんさんに殺されるやしなぁ...、投稿しないわけにはいかん...いいや、明日のことは明日の自分に任せよう...今日はすやすや休むとするか...、...、...zzzz...zzzz(狸寝入り中)


  「...、...** **...最近、怠けすぎじゃないかな?」



 「__ッッ!!人が今から寝ようとしているところに、...###...だれや!?...」


 そう思って、耳が痛くなるような発言をした人物がいるであろう自室のドアを注目した。こんな場所にいる人物といったら、一人しか思い浮かばないが、突然目の前に泥棒が来た可能性だってあり得る。だから、キレ気味に近い声で相手を威嚇する目的で叫んだ...ドアの前にいるのは、何度も見た自慢の『傑作』であった...


「って、漣さんかい!?...あ〜びっくりして損した...、それよりも本名出すなよ!!なんとか伏字にするのには間に合ったけど、間に合ってなかったら、作品どころの騒ぎじゃないぞ!!」


 本気気味の声で、愛しい傑作に対して諭すように話したつもりだが、その漣さんはそんなのどこ吹く風のように気にしていない...それどころか、呆れ顔すら見せているような気がした...そこも好きなところだが...今の事情ではそんなことで優しくもしていられなかった...


「...あのねぇ、私がメルト君みたいな特別扱いを君にすると思うなよ。私としては、君の素性がここに明かされたところで、一向に困らないわけだよ。ましてや、私の命よりも大事なメルト君の話を執筆しない怠け者なんかに私が優しいわけないでしょ。」


 「勘違いしないで欲しいんだけど、僕は君のためにこの話を書いているわけじゃないだよ...確かに、君には『天国に住むクズども』を追い払った借りはあるけど、いざとなったらいつでもこの話を終えることができるんだってこと?わからないわけじゃないだろう??」


 「私を脅すつもり??悪いけど、いくら脅しても、この作品の作者ksであるあんたにとって、作品をやめる選択肢は自殺よりもあり得ない選択なんじゃない??その時点で、この脅しは通用しないことが足りない頭で理解できてる??」


 ...その通りだけどさ...


 「だけど、少しの間、休ませてもらうくらいええだろ...まぁ、れんさん...」


 そう、両手を重ねて、頭を下げた、いわゆるおねだりポーズをしながら、今回の休みを嘆願する...作品を描くといっても、モチベーションもなしで描くなんて拷問と同じだ...せめて、休みが欲しい一心でやってみた...結果...


「ダメ。」


「...はい...」


がくり...首が脱力して地面につきそうなほどストレートな拒否をされた...まぁ、そうだよなぁ...漣さんにとっては、この投稿自体が楽しみなわけだし...


「だけど...不肖、人間のksである私、今マジで憂鬱なんですが、...このままだと首吊りしそうなほどなんですが...」


「そんなことしてみろ。一日中拘束して、小説しか描けない体にしてやるから覚悟しろ...」


...ヤダ...うちの傑作...恐ろしいんですけど...そうやって、漣さんの成長に恐ろしさを感じたが、...まぁ、自業自得か...


 「...せめて今日だけでも、休ませてはm」

「ダメだ。そもそも、お前は昨日、今日に最新話投稿すると言ったじゃないか??それに最近、書くと言った後書きも全然書いてないじゃないか??もし二日に一回以上、メルト君の物語の進行度が遅くなったら、お前を過激系の同人誌に載っているような全身拘束の状態にする。」


...どこで世の男性しか知らないようなその情報を手に入れたのかと思ったが、そうだった...僕の知っている情報を漣さんも知っているんだった...、それよりもこの声のトーンとどんどん家畜を見るような目つき...これはマジだ...だったら、やむおえまい。


 「だったら、今の会話を今日の最新話にするから許してちょんまげ。そしたら、この作品の重要な伏線にもなるし、次の最新話投稿も明後日に絶対するから...いいでしょ?漣さん?」


 そう代替案を出したつもりだが、言って今気づいた...これ、妥協案じゃね...、しかし言ってしまった今では時すでにおすし....漣さんの顔は見るからに憤怒を増した顔に変化していた。


 「...ほう...ちゃんとしたノルマも達成できていないくせに...妥協案かぁ...いい態度だね...」


ah...ah...game over きっと、同人誌のように全身拘束される...そう思って、死を覚悟した時、奇跡というのは本当にあることは知った...


 「...まぁ、いいや...そこまで、精神を消耗させてしまったのは、私にも責任があるわけだし...ここは貸し一つで手を打とう...」


 そんな天使の発言が聞こえたのは幻聴ではなかった...


「ただし...次、投稿頻度が一回でも遅れてみろ...メルト君に課した試練の苦痛全部を死なない範囲で与えた上で、お前の精神を完全に壊す...いいなぁ?」


「...はい」


そう答えるしかなかった...これじゃあ、どっちが上の存在かわからないなぁ...

ぴえんを超えて、ぱおん

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