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(二)-6

 一週間後、宮前先生からメールで連絡があった。蒲田虚空の『鵺』が見つかったという。つい最近、東京・広尾にある画廊の「ギャラリー広尾」に入荷したという。

 早速私は、次の休みにそこへと向かった。画廊は南北に走る外苑西通りから一本裏通りに入ったところの雑居ビルの一階にあった。中はあまり広くなかったが、壁一面に絵が掛けられていた。

 中に入ると、初老の男性が近づいてきた。私は入場料を払い、一般客を装って絵を一つづつ鑑賞するようにチェックしていった。


(続く)

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