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Death Game [ゾンビゲーム]  作者: 天道 結羽
12/12

12Vakzin ゾンビとのお別れ…手紙の発見。

ゆめとたちは荷物を持った。

「ここから出よう…今日で3日目だ。」

「そうだね…ようやく世界が元に戻る。」

「頑張ろう…」

3人はおそるおそる階段を上がって1階に来た。

ショッピングモールの中にはやはり誰もいなかった。

「よし…出よう。」

ゆめとたちはショッピングモールを出てコインランドリーまで走った。


しばらく走っているとゾンビ化した博士らが現れた。

「お前ら…」

「走りましょう!」

ゆめとらはコインランドリーよりも逆方向に走った。

だが結衣菜が転んでしまった。

手に持っていた手紙を話してしまいどこかへ飛んで行ってしまった。

「手紙が…」

後ろを向くとゾンビらがもう近くまで来ていた。

「結衣菜!」

結衣菜は動くこともできずゾンビらに噛まれてしまった。

「くそっ…ダメだぁ!」

そう言って結衣菜を置いてコインランドリーの方へ行った。

コインランドリーについたがコインランドリーは鍵がかかっていて入れなかった。

「ダメだ…開かない。」

「もうゾンビが近くに…」

鍵はゾンビ化した博士が持っていた。

「鍵を…あいつ意識があるかのように動いて来やがる。」

「仕方がない…逃げましょう!」

2人は諦めて逃げた。

「他の入り口はないのか…」

「はぁはぁ…そう言えば…地下水道から入れたような。」

「それだ…」

ゆめとは近くに地下水道への入り口を探した。

「あそこだ!」

蓋を開けて2人は地下水道の中に入って研究所への

ドアを探した。ゾンビたちも地下水道に入りゆめとたちを

追いかけた。

「どんだけしつこいんだ…」

2人は探すがどこにもドアはなかった。

ずっと前に進んでるうちに見たこともないところに出てしまった。

「ここは…」

「多分…こっから入れんだろう!」

ドアを開けるとそこは研究所だった。

「よし…行こう!」

そう言って研究室に行こうとするとゾンビ化した博士が待っていた。

「なんで!?」

後ろを向くとゾンビ化した博士がもう1人いた。

「繁殖か…」

「僕が噛まれるよ…君はゲームを進めて!」

「なんでお前が!」

「僕は君に助けられた…次は僕が助けるばんだ!」

そう言って真司はゾンビ化した博士に突っ込んでいった。

ゾンビ化した博士は真司の腕を噛んだ。

「うあっ!」

「真司!」

「早…くっ!」

ゆめとは研究室に入りスモークゾンビワクチンを地下神殿の中にばらまいた。

『スモーク+ゾンビワクチンを発射します。』

ワクチンは煙にのってばら撒かれた。

ゾンビたちに効果は効いていた。

ウィルスは研究室からも出て来た。

「なんで…研究室にもワクチンが。」

ゾンビたちはとても苦しそうにしていた。

「あっ…真司!」

ゆめとは真司の元へ行った。

「真司!」

「やったみたいだね…」

「なんでだよ!」

「誰かを助けるのに犠牲はつきものでしょ?」

真司がそう言うとゆめとは涙を流した。

「俺は…命を犠牲にとは…言ってねぇよ。」

「いいんだ…これから皆んなが幸せに暮らせるなら…」

なぜか真司にはワクチンが効いていなかった。

「なんでだ…?」

「僕は…噛まれたばかりだからまだ繁殖が進んでないんだ。」

「嘘だろ…」

ゆめとはマニュアルを読み直した。

「ワクチンはウィルスを見つけると体内に入っていくんだ。」

「そうなのか…」

「僕はまだウィルスは小さなウィルスだ。」

真司は手に持っていたナイフを出した。

「なんだよ…」

「僕が生きてればまた世界がゾンビに変わってしまう。」

「そんな…こと」

「だからこれで僕を…やってくれないかな。頼めるのは君だけなんだ。」

ゆめとは考えることもできなかった。

「そんなのできるわけ…」

真司はナイフを地面に置いた。

「君のせいで世界がまたこうなるのは嫌なんだ。」

「…分かった。」

そう言ってゆめとはナイフを両手で持った。

「さよなら…ゆめとくん。」

「うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

ゆめとは迷いを捨ててナイフで真司を刺した。


目覚ましの音がなりゆめとは起きた。

「やばい…時間がない!」

ゆめとはすぐに朝ごはんを食べてかばんを持った。

「行ってきます!」

「はーい…気おつけてね!」

家を出たゆめとは学校に向かった。

「おはよう!ゆめとくん」

「おはよう…咲良。」

「よっ!ゆめとっ!」

「塔矢…おはよう!」

「おはよう!先輩。」

「おはよう…結衣菜!」

登校中に咲良や塔矢…結衣菜に会った。

4人で学校に行った。

学校の門に来ると誰かがゆめとの事を呼んだ。

ゆめとが振り向くとそこには真司がいた。

「おはよう!」

「真司…おはよう!」

ゆめとたちは5人で門に入り学校で授業が始まった。


「おっと…なんだ?」

ある男の子は下を見ると何か紙が落ちているのに気づいた。

「なんだこれ…手紙か?」

その手紙のようなものが気になった

大久保(おおくぼ) 流星(りゅうせい)は手紙を開けて読んだ。

「私たちは生きてます…そちらは生きてますか?なんだこれ。」

流星はとてもおかしい手紙だなと思った。だがその手紙をかばんの中に入れた。

「よし…行くか。」

そう言って流星はその場から去っていった。




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