1Vakzin 解放されたゾンビたち…
「お前…調子乗ってんじゃねーぞ?」
「やめてよ…」
「は?やめるかよ!」
そう言ってヤンキーたちは顔を殴った。
「山崎 真司って名前だったよな?ここで終われ。」
「やめろっ!」
そう言って誰かがヤンキーたちを蹴り飛ばした。
「何すんだよ!」
ヤンキーたちは急に怒り出してヤンキーたちを容赦なく蹴り飛ばした
その男の子はパンチやキックを華麗によけ全員を殴った。
「くっそ…逃げるぞ!」
そう言ってヤンキーたちは逃げていった。
それを見ていた人らはその男の子をドン引きした。
「あいつ…あのクソ男を助けた。」
「なんなんだ…あいつ。」
「人生終わらせとけばよかったのに…」
そう言って見ていたたくさんの人らは学校の中へ入っていった。
「なんで僕なんか…」
「お前を助けるために決まってんだろ…」
「でも…君の友達が。」
「そんなのいいんだよ。誰かを助けるのに犠牲はつきものだ。」
そう言って手を差し伸べた。
真司は手を掴んで立ち上がった。
「君の名前は?」
「俺の名前か?不三谷 ゆめとだ。」
「僕は山崎 真司…よろしくね。」
2人は握手してお互い友達になった。
学校のチャイムがなり授業の時間になった。
「行くか…」
「うん…」
2人は教室に戻った。
「開始するか…ゾンビゲームを。」
謎の男はニヤッと笑った。
「これ分かる人いますか?」
授業中…教室の中は騒がしかった。
ゆめとはたくさんの視線を感じた。
「皆んな…何をやってるの。授業に集中して!」
皆んなは先生の怒られた。
すると1人の男の子が立ち上がった。
「あれ…波打くん?」
「おい…座れよ。怒られるぞ。」
生徒たちがそう言うが男の子は下を向いたまま
ずっと立っていた。
「どうかしたの?」
先生がクラスの人気者の波打 塔矢に近づいていった。
すると塔矢は先生の腕に噛み付いた。
「お前…何を。」
噛み付くと塔矢は顔を上げた。
すると…塔矢の顔はゾンビのようにボロボロでとても恐ろしかった。
「痛いですね…噛み付くなんて…その顔。」
「に…逃げるぞ!」
生徒たちは教室から逃げ出した。
学校の中は大パニックになった。
「皆んな逃げろ!食われるぞ!」
生徒たちは色々な教室に周り逃げろと言った。
先生や生徒はグラウンドに出た。
「ゆめとくん…何があったの?」
「ゾンビだ…ゾンビが現れた。」
ゾンビになった生徒はグラウンドまで出てきた。
その後ろからはさっき塔矢に噛まれた先生などがいた。
「これは…伝染病か。」
ゾンビになった人らはどんどん人を噛んで仲間を増やしていった。
人は減りゾンビが何千人…何万人と増えていった。
「このままじゃ…逃げるぞ!」
ゆめとは真司の腕を掴み逃げた。
「俺の家に行くぞ…」
「う…うん。」
2人はゆめとの家に駆け込んだ。
「母さん…ゾンビがぁ…」
「どうしたの…ゆめとくんのお母さんもゾンビに。」
「嘘だろ…逃げるぞ!」
そう言うとゆめとはまた真司の腕を掴み逃げた。
「どこか隠れる場所はないのか…」
「それなら僕の家があるよ。僕…一人暮らししてるから多分空いてると思うんだ」
「そうか…」
真司はゆめとを自分の家に連れていった。
しばらくして真司の家の前に来た。
「お前の家…アパートなのか。」
「うん…でもアパートの人たちが。」
「仕方がない…戦うぞ!」
そう言ってゆめとは近くに置いてあった鉄のパイプを手に取って構えた。
「でも僕…力無いし。」
「じゃぁ俺の後ろにいろ…離れるなよ。」
そう言ってゾンビたちを鉄のパイプで殴った。
ゾンビらは倒れるがしばらくするとまた起き上がった。
「ダメだ…不死身みたいだな。走るぞ!」
そうゆめとが言うと2人は真司の家まで強行突破で向かった。
ドアを開けて真司の家の中に入った。
「鍵を閉めろ…」
「うん…」
真司は鍵を閉めて2人は少し安心した。
「ここからどうするか…」
「ここで暮らすしか…ないかもしれませんね。」
ゆめとは今日…一体何が起こったのか分からなかった。