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㉙ 君にきかせる〇〇〇〇〇

作者: 虚千院 樒

もしそうだったとしたら

悲しいことだったねと

ハイタッチを交わすフリをしようか

君がしきりに言う、夢が欲しいというひとり言に

一体、言外にどんな真意があるんだい?


君ごときが、夢なんて持てないって予感はしているけれど

まさか君に”夢”を語る余力があるかもしれないと

思わざるを得ないほどに、君のその悪癖は目に余る


君が欲しいと言うその夢とは何だ?


金?地位?偉業?

実力?才能?それとも愛?

平和?不老?全知?奇跡?未来?過去?


―――もしかしてXXだったりする?


でも

夢は目的ではなく手段だと考えている君にとって

夢に具体的な名前は、必要ないかもしれないね

僕もそう思う


でも

君には悪いけれど、僕らは君以上に、君の真意を理解しているつもりだよ


だってそうだろう?


自称・元・完璧主義の『敗北主義者さん』

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