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七首目 詠み兎知らず
詠み兎知らず
天の原 ふりさけ見れば 友暮らす
永久の都の ありし月かも
〜意味〜
いなば様(二通りの意味で)に連れられて、地上に降りてからかなり長い時間が経った。ふと夜空を見上げると月が出ている。あの月には友達の兎が暮らす都があるんだよなぁ。
霧雨魔理沙
「兎…だと…?」
博麗霊夢
「月から来た兎だもの、歌くらい詠めるんでしょう」
霧雨魔理沙
「月の都ってどんなのなんだろうな」
博麗霊夢
「さあね、今度永琳にでも聞いてみたら?」
霧雨魔理沙
「名無し兎はなんでこっち来ちゃったのかね」
博麗霊夢
「すぐ帰れるとかてゐに言われたんでしょ」
霧雨魔理沙
「ありそうだな。この歌って結構切ないよな…」
阿倍仲麻呂
天の原 ふりさけ見れば 春日なる
三笠の山に 出でし月かも




