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六十一首目 りりーほわいと

 りりーほわいと

いにしへの 都も里も 八重桜

 私は告げて にほひぬるかな


~意味~

旧都から人里まで、一面に桜が咲き誇る季節、春。私が春を告げればよりいっそう桜も色鮮やかに映えるのです。


霧雨魔理沙

「春が来た~春が来た~♪」

博麗霊夢

「どこに~来た~」

霧雨魔理沙

「山に来た~」

博麗霊夢

「里に来た~」

霊夢&魔理沙

『野にも~来た~♪』

霧雨魔理沙

「野ってどこだよ?」

博麗霊夢

「無名の丘みたいな?」

霧雨魔理沙

「鈴蘭畑じゃねえか」

博麗霊夢

「春が来れば咲くから」

霧雨魔理沙

「凄いこじつけだな」

博麗霊夢

「魔理沙、言わせて?」

霧雨魔理沙

「は?なんだよ急に」

博麗霊夢

「8文字9文字はムリ」

霧雨魔理沙

「弱音を吐くなよ…」

博麗霊夢

「原作のネタじゃない」

霧雨魔理沙

「仕方ないな……分かったよ」

博麗霊夢

「ありがとう。本当に息苦しかったわ」

霧雨魔理沙

「『八重桜』と『けふ九重』にちなんだんだけどな」

博麗霊夢

「分かってるわよ。でもアレだといつまで経っても長い台詞しゃべれないじゃない」

霧雨魔理沙

「めったに長い台詞なんかないくせに」

博麗霊夢

「あら、なんか言ったかしら?」

霧雨魔理沙

「いや、なんでもないぜ?それよりリリーの話をしよう」

博麗霊夢

「百合白」

霧雨魔理沙

「うん、リリーでホワイトだけどね?もっと、本人の話を、さ?」

博麗霊夢

「春を告げるためにやってくる妖精。春一番の突風もだいたいこいつのせい」

霧雨魔理沙

「そうなの?」

博麗霊夢

「知らない」

霧雨魔理沙

「やる気ないなあ、どうかした?」

博麗霊夢

「春になるとあったかくなってくるでしょう?」

霧雨魔理沙

「ああ」

博麗霊夢

「のどかな雰囲気に包まれてくるでしょう?」

霧雨魔理沙

「…うん」

博麗霊夢

「眠くなってくるでしょう?」

霧雨魔理沙

「確かにな」

博麗霊夢

「ちょっと昼寝させて」

霧雨魔理沙

「え?おい、霊夢!」

博麗霊夢

「……zzz」

霧雨魔理沙

「…うん、まあ、そういうことで、また次回な?それまでにたたき起こしておくから」


 伊勢大輔

いにしへの 奈良の都の 八重桜

 けふ九重に にほひぬるかな

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