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四十五首目 すたーさふぁいあ

 すたーさふぁいあ

やりすぎと いさめる人は 居らなひで

 このいたづらに なりぬべきかな


~意味~

「やりすぎだよ~」といさめる人なんて私たち3人のうちにいるわけがないじゃないですか。だからこのようないたずらになってしまうのに違いありません。

まぁ、いたずらが見つかる前に私は察して逃げてるからどうでもいいけどね。


霧雨魔理沙

「帰ったぜ」

博麗霊夢

「おつかれ~。幽々子、なんか言ってた?」

霧雨魔理沙

「ホワイトデーもよろしくね、だと」

博麗霊夢

「え?聞こえなかった」

霧雨魔理沙

「『ホワイトデーもよろしくね』」

博麗霊夢

「…なんという食いしん坊…」

霧雨魔理沙

「おっ、これチョコか?」

博麗霊夢

「さっき近所の妖精が置いてったのよ」

霧雨魔理沙

「『サニーミルク、ルナチャイルド、スターサファイアから、博麗の巫女さんへ』か。開けていいか?」

博麗霊夢

「いいけど、気をつけてね」

霧雨魔理沙

「何に気をつけるって言うんだよ、ただのチョコだろ?」

博麗霊夢

「あの三匹のことだから、多分コレもいたずらよ」

霧雨魔理沙

「たかが妖精のいたずらに何びびってんだよ…」


パカッ ぼょ~ん


[ば~か]


霧雨魔理沙

「…霊夢、あいつらの住処教えてくれ。吹っ飛ばしてくる」

博麗霊夢

「だから言ったのに」

霧雨魔理沙

「こんな低レベルないたずら、予想もできねえよ!」

博麗霊夢

「ほら、お茶飲んで、気持ちを落ち着けなさい」

ゴクリ

霧雨魔理沙

「ふぅ。確かにこんなので怒るほうがバカバカしいな」

博麗霊夢

「でしょう?だからあいつらはイヤなのよ」


 謙徳公

あはれとも いふべき人は 思ほへで

 身のいたづらに なりぬべきかな

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