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四十四首目 詠み人知らず

微妙に時期外しちゃってますが…


バレンタインネタです。

 詠み人知らず

義理チョコの 絶えてしなくは なかなかに

 人をも身をも うらみざらまし


~意味~

義理チョコなんてはじめからもらわないでいたら、途絶えた時に、チョコをくれない相手のことも浮かれていた自分のことも恨まないで済んだろうになあ。


博麗霊夢

「バレンタインデー、ねぇ…」

霧雨魔理沙

「はい、チョコ」

博麗霊夢

「なんであなたが私にくれるのよ」

霧雨魔理沙

「時代は友チョコだぜ!」

博麗霊夢

「友達同士で送りあうの?」

八雲紫

「そうよ。バレンタインデーはいつまでも女の子のイベントなのよ」

博麗霊夢

「『女の子』?」

八雲紫

「なにか言ったかしら?」

博麗霊夢

「いえなにも」

八雲紫

「そう。あなた達のチョコはこれね」

霧雨魔理沙

「サンキュー。紫はどんくらい貰ったんだ?」

八雲紫

「このくらい」

スゥッ ドサ

博麗霊夢

「すごい…」

八雲紫

「チルノにレティにアリスにプリズムリバーに妖夢に幽々子に橙に藍に慧音に鈴仙に永琳に輝夜に妹紅に幽香に小町に文にはたてににとりに椛に早苗に神奈子に諏訪子に勇儀にさとりにこいしに阿求にナズーリン、一輪、村紗、星、白蓮…」

霧雨魔理沙

「まだ紅魔館行ってないのにその量かよ」

博麗霊夢

「紅魔館って何かあるの?」

霧雨魔理沙

「あそこで5個もらえるんだぜ?」

八雲紫

「ふうん」

博麗霊夢

「まあ、好きにすれば?面倒臭いのはイヤよ。あげないからね」

霧雨魔理沙

「はいはい」

八雲紫

「でも幽々子にはあげておきなさいよ」

博麗霊夢

「でもチョコの作り方なんてよく知らないわよ」

八雲紫

「なんでもいいからあげときなさい。そうじゃないと大変なことになるわよ?」

博麗霊夢

「そうね…じゃあこのお饅頭持っていって、魔理沙」

霧雨魔理沙

「私が?」

博麗霊夢

「まだ白玉楼行ってないでしょ?お茶淹れておいてあげるから」

霧雨魔理沙

「はいはい、わかったよ…紫、スキマで連れて行ってくれないか?」

八雲紫

「はいはい、仕方ないわね…」

博麗霊夢

「行ってらっしゃ~い」


 中納言朝忠

あふことの 絶えてしなくは なかなかに

 人をも身をも うらみざらまし

不定期更新になってきてますが、これからもよろしくお願いします。

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