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三十七首目 詠み白狼天狗知らず

 詠み白狼天狗知らず

白狼を 木の端と言われる 我が族は

 頭あがらぬ 山ぞちりける


~意味~

我々白狼天狗は別名「木っ端天狗」と呼ばれる下っ端天狗。他の天狗にも頭はあがらず、今日も警備のため、山中に散らばってお仕事です。


霧雨魔理沙

「白狼天狗って元は狼なんだろ?なんでカラスより下の身分になってるんだ?」

博麗霊夢

「うーん、飛べないから?」

霧雨魔理沙

「飛べないの?」

博麗霊夢

「知らないけど、狼だし」

霧雨魔理沙

「あとさ…」

博麗霊夢

「何?」

霧雨魔理沙

「今回の詠み手は白狼天狗だろ?」

博麗霊夢

「そうね」

霧雨魔理沙

「何回天狗出せば気が済むんだよ!」

博麗霊夢

「仕方ないでしょ、持ってきてくれるんだから」

霧雨魔理沙

「わざわざ妖怪の山をおりてくるとか物好きだよな」

博麗霊夢

「しかもこれだけ回数出てきてるのにまだ椛が出てきてないっていうね」

霧雨魔理沙

「ほんとだよ…もう出てこないんじゃないか?」

博麗霊夢

「出てくるわよ…多分」

霧雨魔理沙

「多分って…」


 文屋朝康

白露に 風の吹きしく 秋の野は

 つらぬきとめぬ 玉ぞちりける

で…椛って飛べるんですかね?

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