十九首目 大妖精
大妖精
紅魔館 やかたのまわり みずうみの
あはをこほらせ 過ぐしてるのさ
~意味~
紅魔館の周りに広がる湖で、私はチルノちゃんとかと一緒に泡を凍らせたりして遊んでるんだ♪
霧雨魔理沙
「『過ぐしてるのさ』って…」
博麗霊夢
「斬新な詠み方ね」
霧雨魔理沙
「そういう扱いになるの!?」
博麗霊夢
「だって大妖精だし…」
霧雨魔理沙
「高いクォリティーを求める方がおかしいってことか」
博麗霊夢
「泡を凍らせて何が楽しいのかしらね」
霧雨魔理沙
「固い泡って斬新じゃね?」
博麗霊夢
「そういう扱いになるの!?」
霧雨魔理沙
「だって大妖精だし…」
博麗霊夢
「遊びに意味を求める方がおかしいってことね」
霧雨魔理沙
「意外とノってくれるんだな」
博麗霊夢
「斬新でしょ?」
霧雨魔理沙
「そういう扱いになるの!?」
博麗霊夢
「そういえば魔理沙、この神社の辺りに住み着いてる妖精たちのこと知ってる?」
霧雨魔理沙
「え?」
博麗霊夢
「え?」
霧雨魔理沙
「そっちが振ってきたんだろ?」
博麗霊夢
「なんのことかしら?次の歌いくわよ」
霧雨魔理沙
「え…」
伊勢
難波潟 みじかき芦の ふしのまも
あはでこの世を 過ぐしてよとや