十六首目 詠み兎知らず
センター試験終わった帰りのバスの中で書いたので若干暴走気味です。
博麗霊夢
「『16番の歌はヘビー』とか言っておきながら、昨日風呂で歌自体は仕上がっていた件について」
霧雨魔理沙
「ウサギのサギだな」
…暴走気味です。
詠み兎知らず
優曇華院 いなば てゐらと 降りた地の
たけ立てかけて いま帰り来む
~意味~
優曇華院や因幡てゐと一緒に降り立った「迷いの竹林」に生える竹を、永遠亭の垣根に立てかけて、駆けて月にすぐ帰りたいな。
霧雨魔理沙
「ま た ウ サ ギ か」
博麗霊夢
「この前のミカサウサギとは違う兎よ」
霧雨魔理沙
「ミカサはミカサは歌を詠んでみたりってか」
博麗霊夢
「別に月の兎はクローンじゃないと思うけど…あとアレはミサカでしょ」
霧雨魔理沙
「前回のあとがきで『ヘビー』とか言ってたから『いなば』と『たけ』のダブル掛詞かと思ったが、そんなことはなかったぜ」
博麗霊夢
「二人の『いなば』はもちろんだけど、もう一つ掛詞あるわよ?」
霧雨魔理沙
「どこに?」
博麗霊夢
「四句目の『かけて』に『立てかけて』と『駆けていま帰り来む』が『掛かって』いるわ」
霧雨魔理沙
「兎なのに駆けて帰るんだな」
博麗霊夢
「それは言っちゃダメでしょ」
中納言行平
立ちわかれ いなばの山の 峰に生ふる
まつとし聞かば いま帰り来む
先ほどPV5000、ユニーク1000突破しました!
これからも『東方百人一首』をよろしくお願いします!
あとできれば感想お願いします!
霧雨魔理沙
「こういうのって普通前書きに書かない?」
博麗霊夢
「前書きにムダなこと書いちゃったからこっちに飛ばされたのよ」