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十五首目 めでぃすん・めらんこりー

 めでぃすん・めらんこりー

君がため コンパロコンパロ 鈴蘭を

 つむ衣手に 雪はふりつつ


〜意味〜

あなたの為に私は草原で鈴蘭を摘んでいます。もうとっくに春になっているはずなのになぜか私の服には雪が降り続いているのです。


霧雨魔理沙

「春のはずなのに雪って、幽々子の異変の時の話?」

博麗霊夢

「そうみたい」

霧雨魔理沙

「鈴蘭って毒として集めてるんだよな?『あなたの為に』って…」

博麗霊夢

「毒を盛ろうとしてるという解釈も可能ね。

でも『あなた』が誰なのか聞いても教えてくれなかったから、好きな人への贈り物じゃない?」

霧雨魔理沙

「毒を盛ろうとする相手の方こそ教えないだろ」

博麗霊夢

「…き、きっと大丈夫よ…多分…」


 光孝天皇

君がため 春の野にいでて 若菜つむ

 わが衣手に 雪はふりつつ

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