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十三首目 ちるの
ちるの
せのはねの しめすちからで みなすべて
こほりつかせて さひけふとなりぬる
～いみ～
あたいの背中に生えてる氷の羽、その羽が示す「冷気を操る程度の能力」で、みんな凍り付けてあたいは最強になっているのよ！
あたいったら最強ね！
霧雨魔理沙
「『さひけふ』って『さいきょう』か」
博麗霊夢
「五句目が字余りってレベルじゃないわね」
霧雨魔理沙
「『さひけふとなりぬる』で９文字…はっ！」
博麗霊夢
「さいきょーのチルノらしい歌ね」
霧雨魔理沙
「さすがに今回は誤字は無しか」
博麗霊夢
「あら、違うわよ？書いて持って来られたけどちゃんと読めなかったからその場で音読してもらったの」
霧雨魔理沙
「妙に字がきれいだと思ったらそういうことだったのか…」
陽成院
つくばねの 峰より落つる みなの川
こひぞつもりて 淵となりぬる
