東方百人一首 うた来い。
久方ぶりの小説投稿で、正直戸惑っております。ニグラムです。
一応アナウンスしておきますと、「東方千載集」は三次創作のため削除されました。いなくなってしまわれたオリキャラもいますし。実際のところ、文章を書き慣れていない自分が他の方のキャラクターをお借りするなんてとんでもないことでしたよね。なかなか大変でした。
それでは、今回のお話をどうぞ。
博麗霊夢
「久しぶり」
霧雨魔理沙
「始めた頃から」
博麗霊夢
「はや二年」
八雲紫
「幻想の歌は 動画になった」
博麗霊夢
「!?」
霧雨魔理沙
「なんてこった」
八雲紫
「『ちょうどテーマが和歌だったので作った。公開はしたが後悔はしていない』とのこと。なんでも『第十回MMD杯』とかいう祭りに参加しているそうよ」
霧雨魔理沙
「祭りねえ」
博麗霊夢
「まあ、なんでもいいけど」
八雲紫
「締め切りに間に合わせるために不完全な状態で投稿したそうよ」
博麗霊夢
「へえ」
霧雨魔理沙
「ところで霊夢」
博麗霊夢
「どうした魔理沙」
霧雨魔理沙
「まだ詠んでない連中がいないか?」
博麗霊夢
「あー、神霊廟で寝てた妖怪たち?」
霧雨魔理沙
「そうそう、詠んで貰わないのか?」
博麗霊夢
「確かに貰いに行ったほうがいいわ」
八雲紫
「元の歌がないのはどうしましょう」
霧雨魔理沙
「なんとかなるだろ、和風妖怪だし」
博麗霊夢
「まあ、行ってから考えればいいわ」
豊聡耳神子
「……何か不穏な声が聞こえた気が」
さて、まずはお知らせです。
本文中にもありました通り、第10回MMD杯に、この小説「東方百人一首」を元にした動画を投稿しました。もし興味のある方は見ていただけるととっても喜びます。
執筆してる現在、ニコニコが落ちてるので動画番号などは書けないのですが、活動報告か何かで告知します。
そして、神霊廟組は歌を詠むことになるんでしょうか……?
それではまたいつか。