九十四首目 東風谷早苗
PV70000、ユニーク9000突破!
さらに100話突破!……既に突破していた……だと……?
ちょっとテンションおかしいな。
というわけで、ついに早苗さんです。
東風谷早苗
妖怪の 山の秋風 さ夜ふけて
社にねむる 二柱なり
~意味~
妖怪の山に秋風が吹き渡っている夜中。二柱の神様は社で仲良くならんで眠っておられます。
霧雨魔理沙
「絵になる歌だな」
博麗霊夢
「神奈子と諏訪子の寝姿ね……」
霧雨魔理沙
「二人の姿を月明かりが照らし出し、」
博麗霊夢
「風に舞ってきた紅葉が一枚だけ乗っかってたりして」
霧雨魔理沙
「虫の鳴く声が響きわたって、」
博麗霊夢
「それ絵にできないでしょ」
霧雨魔理沙
「あ」
博麗霊夢
「最近こういうの多い気がするわね」
霧雨魔理沙
「なにが?」
博麗霊夢
「歌の中身を真面目に考察みたいなことして」
霧雨魔理沙
「まあ残り少なくなってきたからな、真面目なこともしておかないと」
博麗霊夢
「何を今さら」
霧雨魔理沙
「ところで霊夢」
博麗霊夢
「どうした魔理沙」
霧雨魔理沙
「紅葉と言えば椛だよな」
博麗霊夢
「……まあ……」
霧雨魔理沙
「本当にいっぱい出てきたよな、天狗」
博麗霊夢
「名前出てる人も入れて実に七人もいるわ」
霧雨魔理沙
「七人の天狗」
博麗霊夢
「映画みたいね」
霧雨魔理沙
「うち三人は恋の歌」
博麗霊夢
「そういえば恋の歌詠んでるのは鴉天狗ばかりね」
霧雨魔理沙
「どういうことなの……」
博麗霊夢
「かっこよさの欠片もないわね」
霧雨魔理沙
「男たちより椛の方がよっぽど勇ましいぜ」
博麗霊夢
「映画『七人の天狗』シネマ幻想郷にて放映中!」
霧雨魔理沙
「早苗の話に戻ろうか」
博麗霊夢
「つい最近来たくせに信仰は一人前にとっていくのよね」
霧雨魔理沙
「博麗神社の比じゃねえな」
博麗霊夢
「私のところのお賽銭が減ったらどうしてくれるのかしらね」
霧雨魔理沙
「減るほど入ってないだろ、普段から」
博麗霊夢
「異変解決だけじゃ収入が安定しないのよね」
霧雨魔理沙
「巫女としてはどうなんだ? 早苗は」
博麗霊夢
「よく働いてると思うわ。信仰のために分社まで作っちゃうんだから」
霧雨魔理沙
「早苗が働いてるというよりお前が働いてないんだろ」
博麗霊夢
「多分自分も現人神だから信仰集めるのに必死なのね」
霧雨魔理沙
「仕える神のために信仰を集めるのは巫女として当然だろ……」
参議雅経
み吉野の 山の秋風 さ夜ふけて
ふるさと寒く 衣うつなり