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生徒会を執行する

柊学園で新学期がスタートした。

どの学年も十三組まであり、成績順にクラス分けされる。



「生徒の諸君、おはようございます。校長の柊次蔵(ひいらぎ.じぞう)です。本日から新学期が始まります。気を引き締めて、望んでください。」 

 


誰一人聞いてる様子はなく、全校集会が終わった。

 


「えー、今日から一組の担当になりました、甲斐です。生徒会の顧問で、担当は国語。俺のことはカイ先生とでも気軽に呼んでくださーい。一時間目は、まず出席番号順に自己紹介どうぞ。」



ガタッ!!



「自己紹介?ふざけんじゃねーよ。なんで新学期早々、こんな奴らと馴れ合わなきゃいけねーんだよ。」



そう言って立ち上がったのは、問題児として先生からマークされている、犬飼京介(いぬかい.きょうすけ)だった。

茶色に染めた髪、二つずつのピアス。問題児として扱うには十分に校則をやぶっている。



「えー、犬飼、なんで生徒会顧問の俺がお前担当か分かっか?」 



「知るわけねーだろ。俺は帰るぜ」



「えー、待て待て説明がまだ終わってないんだ。帰るなよ犬飼。それはな、」



犬飼がドアをスライドしようとした時、



「柊学園、校則第一条、【いかなる場合であっても、先生の授業を妨害するべきではない。】オレは生徒会副会長、一ノ瀬迅(いちのせ.じん)。規定により、犬飼京介、貴様に生徒会を執行する。」








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