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ネトゲの俺と現実の私‼︎  作者: 男の娘プレイ中の作者
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プロローグ ネトゲの俺⁉︎

 俺は今の状況をどう捉えればいいのだろうか?

 今さっき俺は学校から帰ってきた。そして、学ランを脱ぎ、 自分の部屋に行くと、俺のベッドで見たことない少女が寝ているのだ。

 いや、正確に言うと現実世界で見たことはないと言ったほうがいいだろう。

 白い髪のロングに黒い猫耳、そしてメイド服。

 間違いない…これはネトゲの世界の俺だ…


___

 俺、山野光夜はネトゲにハマっている。

 学校から帰るとまずログインし、そこから勉強せずにずっとネトゲをしている。

 そこまでやっていても俺は強いわけではない。俺のネトゲの実力を言うなら中の下だろうか。

 俺はまずログインすると俺の相方に挨拶をする。相方はニートらしい、だからか、俺がログインするとだいたいインしている。

 まぁ、その相手は男だがな。

 なぜ、俺の相方が男なのか理由がある。

 それは、俺はネトゲの世界では女だからだ!まぁいわゆるネカマプレイをしている。

 これまで付き合ってきた相方数105人、どのチームにいても姫扱い。

 俺はゲームは下手だが、ネカマプレイだけは得意である。

 今まで見てきたネカマプレイで俺の右に出るものはいない。

 俺の使ってるキャラはメイド服で猫耳で髪は白のロング!そう、俺の目の前にいるのがネトゲの世界の俺(多分)、アリスである。

 いや、まさかそんなはずはないだろうと思ってもあまりにも似すぎである。

 「ニャァ……」

 彼女が声を漏らす。

 「あ〜よく寝た!あら、ここはどこだにゃあ?」

 ちなみに俺は語尾によくにゃあとつける。何かリアルで聞くとすげー恥ずかしいいな!おい!

 「いや、その前に、あんたなんで俺の部屋にいるんだ?」

 「へ?ここ君の部屋かにゃぁ?」

 「そうだよ…で、あんた誰だよ…」

 「私はアリスだにゃ!よろしくだにゃ!」

 うむ、予想通りの返しだ。

 「えっと、君はなんでここに?」

 「えーと、旦那様と喋っていたらいきなり眠気に襲われて、気がついたらここにいたにゃ」

 「眠気ね…」

 ちなみに俺は昨日、相方とチャットしてる時に寝落ちしてしまった。それと関係あるのだろうか…。

 てか、旦那様ってリアルで聞くと恥ずかしいぃぃぃ〜!

 そうだ、一回ログインしてみよう。何が何だかわからないが、ネトゲにログインしたらちょっと何かがわかるかもしれない!

 そう思い俺は、ゲーム機の電源を付ける。

 「何をしてるのかにゃ?」

 「あんたを元の場所に戻す作業だよ」

 「ほんとかにゃ!ありがとにゃ!」

 俺のハマっているネトゲ、ギャラクシースターオンライン3をひらく。ちなみに略してGSO3。宇宙を舞台にしたMORPGである。

 面白いゲームだが、運営が炎上気味である。

 俺はログインをする。

 そして、アリスのいた方を見るとアリスがいなくなってる。

 何かあっけないな…

 もうちょっと会話でもしとけば良かったな〜て、思いつつ、俺はログアウトする。

 「あれ、さっき戻れたのにまたここにきてしまったにゃ」

 え?アリスが戻ってきている。

 「あ.、さっきの君、これどうなっているのかにゃ?」

 何故かわからないが、俺がログアウトしている時にアリスはこっちに戻ってきて、俺がログインしているとゲームの世界に戻るのか…

 何がどうなっているやら…

 こうして俺は、ネトゲの世界の俺と生活していくことになるのであった。

 ちなみに、両親は海外赴任とかしてないのですごくまずい状況である…

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