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IRSー内象再現性血症候群ー  作者: やはうぇ
第2章 別離と逃走
22/23

おまけ IRSのしくみ

■ IRSの本質

内象再現性血症候群(IRS)とは、

五感入力

多重モーダル記憶として保存

分子レベル構造データ化

血液媒介で展開

物質再構築

という一連のプロセスで成立する。


【■ 全体プロセス】

五感入力(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)

海馬・視覚野・体性感覚野・前頭前野で統合

分子記憶野(Mnemonic Molecular Cortex)に記録

「構造データ(分子配置・物理特性)」として保持

エイドロサイトへ転送

再構築因子(Reconstruction Factors)が起動

E-Stem(異常型造血幹細胞)が材料生成

分子レベルで再構築

物質出現


【■ 構成要素】

● ① 分子記憶野

通常の記憶

→ 概念・印象レベル

IRS記憶

→ 分子配置・物性まで完全記録


● ② エイドロサイト(Aidrocyte)

役割:

記録と生成をつなぐ中継媒体

分子記憶野

データパケット化

血中に展開

再構築因子へ伝達


● ③ 再構築因子(Reconstruction Factors)

役割:

設計図を現実に変換する実行系

構造データ受信

分子配列を計算

物質構築プロセスを制御


● ④ E-Stem(異常型造血幹細胞)

役割:材料生成

体内で以下を合成・供給

・タンパク質

・炭素化合物

・金属イオン

・合金分子

再構築に必要な“原料”を供給


【■ 能力発動フロー】

対象認識

多重モーダル記憶形成

分子記憶野で構造固定

エイドロサイトへ転送

再構築因子が演算開始

E-Stemが材料供給

分子再構築

現実に出力


【■ IRSの種類】

● 高精度型IRS

特徴:構造再現精度の極限化

分子記憶の解像度が極めて高い

誤差のない再構築が可能

精密機器・複雑構造の生成に特化


● 高密度型IRS

特徴:物質密度の異常増大

E-Stemの出力密度が通常の数倍

高エネルギー物質生成

体内物質密度も増加(8〜12倍)

体重増加(500〜900kg級)

副作用:

・慢性的飢餓状態

・精神不安定


● 転送型IRS

特徴:記録の外部伝達特化

五感記録

肝臓内特殊器官「EpiMem」で圧縮

RNA様データとして血中保存

他者へ転送

受信側エイドロサイトが展開

強制再構築

(送信するデータ量により、相手又は自分が自壊してしまう。)


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